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モル濃度の求め方。その2

参考書の解法とどちらがいいのか教えて下さい。 私は参考書の解法はややこしいなぁ、と思うのですがどうなのでしょう? [問] 40%硫酸の密度は1.30g/mlである。 この硫酸のモル濃度を求めよ。 [改訂版・私の解法] 1.30g/mlより1300g/l H2SO4:1.0×2+32+16×4=98(分子量の計算です) 1300×0.4(40%のことです)÷98mol/lより 5.306・・・mol/l≒5.31mol/l [参考書の解法] 40%硫酸100gの中に含まれる硫酸は40g(*) 体積=溶液の質量÷密度より 100÷1.30=76.923・・・≒76.92(ml) 40÷98(mol)/76.92÷1000(l) =5.306・・・≒5.31(mol/l) 参考書の解法は上のような形式です。 でも最終的には有効数字3桁で答えなければならないために 途中式の段階で四捨五入して4桁目まで求めますよね。 その時の誤差というものは解答には影響ないのでしょうか? たまたまこの問題では答えが等しくなったというだけではないのですか? それと化学の先生は(*)の式で溶液の100gという値は 勝手においてやればいい、とおっしゃっていました。 確かに40%を分数に直せば約分で消えてしまいますが 溶質・溶媒の値がこの問題のように与えられていない場合でも 勝手に100gとおいていいのですか? かなりいろんなことを聞いてしまいました。 分かりやすく教えていただければ幸いです。 (出来れば高2レベルで・・・) なんだか化学って奥深いですね。。。 この問題を解いてしみじみ感じました。 だから化学って好きですvv

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  • kexe
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回答No.1

ひとつひとつといてみましょう。 まずは解き方が違うから回答に影響がでるんじゃないか という問題ですが、 割り算、掛け算など演算をせずに分数の形の答えを作ってみてください。 わからなければ補足します。 するとchemistryさんの解法で求めた答えも 参考書のとき方で求めた答えも同じ形をしめしてくれます。 どちらも(1300*0.4)/98という答えにたどり着くでしょう。 このように途中で四捨五入などをせずに 最後に一回だけ四捨五入して答えを出すのが最善の手段です。 あと 98(mol)と書いていますが 参考書にそうありましたか?98は分子量であり単位はありませんよ。 >溶質・溶媒の値がこの問題のように与えられていない場合でも >勝手に100gとおいていいのですか? はい、濃度が一定な以上、量によって濃度が変わったりすることはありませんし それでばつにされることはありません。 またさらにいうなれば採点者にとって わかりやすい答えを書くことがいい点をとるためのこつですよ。 これは自分にも理解しやすい答えでもあるんですから。

chemistry
質問者

お礼

98(mol)と書いたわけではなく、 40÷98の単位がmolだということを 分かりやすく示したつもりだったのですが 逆に分かりにくかったようですね。すいません。 確かに途中で四捨五入をしなければ私の解法と同じになりますね。 よかったです。安心しました。 いろいろ詳しく解説していただいてありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.5

>ところで、inorganicchemistさん。 >> 物質量にg/molの単位をつけるとモル物質量になります。 >というのはおかしいですよね? ryumuさん。ご指摘ありがとうございます。 おかしいです。「モル質量」の間違いです。 chemistryさん。ごめんなさい・・・

  • ryumu
  • ベストアンサー率44% (65/145)
回答No.4

少々混乱するかもしれないので、改めて・・・ 分子量も原子量も、その意味を考えると、その単位はg/molで表せます。 これは”モル質量”と呼ばれるものですが、その数値自体は注目している物質の、分子量あるいは原子量です。 これはそもそもモルが、炭素12原子(つまり質量数12の原子)の12g中に含まれる粒子数、つまりアボガドロ数を単位とした考え方なので、質量数1の粒子が、アボガドロ数個あれば、それは1gになる、という比例関係から生じる考え方です。 ところで、inorganicchemistさん。 > 物質量にg/molの単位をつけるとモル物質量になります。 というのはおかしいですよね? 物質量とは、mol数のことですから。 それとも「モル質量」ではなく、「モル物質量」というのがありましたっけ? ちがったらすみません^^;

回答No.3

chemistryさんの解法は密度の定義を考えの軸において、 密度=質量/体積 の式に代入して考えていますよね。 つまり、濃度を求めるのに密度を出発点としています。 一方、参考書の解法は濃度の定義を考えの軸において 濃度=溶質/溶液 の式に従って溶質の質量を物質量に、 溶液の質量を体積に変換しています。 終始、濃度のことを考えています。 そういって点で私は参考書の解法の方が 論理的だとは思います。 高校生向けのベ○ッセの問題の添削をしていたのですが、 四捨五入の際に最後の桁で数字がずれるのは許容範囲です。 ただし、途中の計算式は必ず書くこと。 また、kexeさんが書かれているように、 基本的に四捨五入は一度しかしてはいけません。 >勝手に100gとおいていいのですか? いいですよ。chemistryさんも溶液1lを考えているじゃないですか。 難しくいえば、単位量(体積、質量)あたりの物質量(質量)を 考えていることになります。 最後に、物質量とモル物質量というのは厳密には違います。 物質量はあくまで無位数で、物質量にg/molの単位をつけると モル物質量になります。式に代入するのはモル物質量です。 物質量をそのまま代入すると右辺と左辺で単位が違ってしまいますから。

  • ryumu
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回答No.2

その1(?)でも、みなさん書かれているように、計算の意味を理解していれば問題ないでしょう。 >40%硫酸の密度は1.30g/mlである。 ということは、この溶液1mLあたりの全グラム数が1.30で、そのうち40%が硫酸分子によるもの、という意味ですね。 私はこの40%が、どういう%なのかがはっきりと書かれていないのがイヤですが^^; あと分子量なのですが、無単位といえば無単位ですが、分子量の意味をよく考えると、それは1molあたりのg数ということになるため、    分子量(g/mol) となります。 あと、計算時のアドバイスとしては、計算式に常に単位を書くことをお勧めします。 たとえば、  40(g)÷98(g/mol)=0.41(mol) など・・(実際には”()”もいらないです)。

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