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比較優位/経済学

Q. (1)(2)(3)の解説をお願いしたいです. Aという国が毛織物を1単位生産するのに100人, ワインを1単位生産するのに120人必要とするとします. また, Bという国が毛織物を1単位するのに90人, ワインを1単位生産するのに80人必要とするとします. (1)各国が閉鎖経済で生産を行っている場合, 両国を合わせてた毛織物とワインの生産量はそれぞれ何単位となるでしょうか? (2)各国がそれぞれ比較優位をもつ産業に生産を特化させ, 毛織物1単位に対してワイン1単位を交換するという比率で交易を行う場合, 両国を合わせた毛織物とワインの生産量はそれぞれ何単位となるでしょうか? (3)A国が(2)の貿易開始後もワインの消費量を閉鎖経済の時と同じに保つと, A国の毛織物の消費量は, 貿易開始後は閉鎖経済の時と比べてどのようになるでしょうか? ただし, A国の人口を600人, B国の人口を720人とします。 宜しくお願いします。

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回答No.4

あなたの質問と似た質問に回答したので、参考にされたい。 http://okwave.jp/qa/q9250516.html

回答No.3

No2の訂正です。 いま、A国の人口600人全員毛織物の生産に従事したとしたら、600/100 = 6(単位)の毛織物が生産される。逆に、600人が全員ワインの生産に従事したら600/120=5(単位)のワインが生産される。横軸上の5のところ、つまり座標(5,0)と、縦軸上の6のところ、つまり座標(0,6)を結ぶ直線を描く。 ⇒ いま、A国の人口600人全員毛織物の生産に従事したとしたら、600/100 = 6(単位)の毛織物が生産される。逆に、600人が全員ワインの生産に従事したら600/120=5(単位)のワインが生産される。横軸上の6のところ、つまり座標(6,0)と、縦軸上の5のところ、つまり座標(0,5)を結ぶ直線を描く。 と直してください。

回答No.2

(1)各国の生産可能曲線を描くことを考える。 横軸に毛織物の生産量x、縦軸にワインの生産量yをとる。いま、A国の人口600人全員毛織物の生産に従事したとしたら、600/100 = 6(単位)の毛織物が生産される。逆に、600人が全員ワインの生産に従事したら600/120=5(単位)のワインが生産される。横軸上の5のところ、つまり座標(5,0)と、縦軸上の6のところ、つまり座標(0,6)を結ぶ直線を描く。これがA国の生産可能曲線であり、式で書くと y = 5 - (5/6)x となる。同様にして(確かめよ)、B国の生産可能曲線は、横軸上の720/90=8と縦軸上の720/80=9を結んだ直線、つまり、 y = 9 - (9/8)x で表わされる。各国は、それぞれの生産可能曲線上のどの点も生産可能であるが、どの点が選択されるかは国民の選好(効用関数)による。両国の毛織物とワインの生産が合わせて何単位になるかは、各国の選好によるのでそれらの情報がないと何とも言えない。いま、一例として、A国でも、B国でも国民的選好が U=xy で与えられるとすれば、A国では無差別曲線が生産可能曲線と接する(x,y)=(3,5/2)の生産が行われることになり、B国では(x,y) = (4,9/2)が生産されるので、両国の毛織物の生産の合計は3+4 =7単位、ワインの生産の合計は5/2 + 9/2 = 7単位ということになる。各国国民の選好が異なれば、異なる生産(=消費)になることはいうまでもない。 (2)生産可能曲線の傾きは、毛織物の、ワインで表わした機会費用を表わしている。つまり、A国では、毛織物の生産を1単位増やすためにはワインの生産を5/6単位犠牲にする必要があるのに対し、B国では9/8単位のワインを犠牲にする必要がある。よって、A国は毛織物生産の機会費用が相対的に小さいのに対し、B国はワイン生産の機会費用が相対的に大きい。A国は毛織物の生産に比較優位があるのに対し、B国はワインの生産に比較優位がある。毛織物のワインに対する国際価格が1のように、両国の毛織物の機会費用の間、つまり、5/6と9/8の間に定まるなら、各国は比較優位の財(A国は毛織物、B国はワイン)の生産に特化することで利益を得ることができる。よって、各国の生産は、A国は(x,y)=(6,0)、B国は(x,y)= (0,9)となる。 (3)この問題は閉鎖経済のA国国民の両財の消費量が決定できないので答えられないが、仮に(1)の一例で挙げたようにワイン(と毛織物)が消費されるとすれば、A国のワイン消費量は5/2であり、これをB国から購入するためにはB国へ5/2の毛織物を支払う(ワインの毛織物に対する国際価格は1であることに注意)ので、A国には6- 5/2=7/2の毛織物が残り、A国の住民は5/2単位のワインと7/2単位の毛織物を消費することになるので、そのときの効用U=(7/2)×(5/2)=35/4=8.75と、貿易前の効用U=3×(5/2)=15/2=7.5より高い効用を得ることができる。 以上のように、(1)の質問はA国、B国の両財にたいする選好(需要)にたいする情報がないので確定的なことはいえない。(2)については答えられるが、(3)についても一定の仮定を置かないと確定的なことはいえない。

  • f272
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回答No.1

(1) 各国での毛織物,ワインの需要がどの程度あるかわかりませんし,人口のうちの生産に従事しない人の割合もわかりません。 従って,生産量もわかりません。 (2)(3) 略