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コラーゲンにもメッセンジャーRNAがありますか

コラーゲンを食べて腸内でプロリンにまで分解されて吸収されても、再びコラーゲンになるにはメッセンジャーRNAが必要なのではないでしょうか。またこの場合コラーゲン由来のプロリンというものがどのくらい再利用されるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • yuklamho
  • ベストアンサー率26% (305/1156)
回答No.3

まず、表題の質問の答えですが、コラーゲンはタンパク質なので勿論メッセンジャーRNAはあります。 『またこの場合コラーゲン由来のプロリンというものがどのくらい再利用されるのでしょうか。』 食べたコラーゲンは他のタンパク質と一緒に消化管でアミノ酸にまで分解されます。分解されてしまえば、どのプロリン(アミノ酸)がどのタンパク質由来かは分りません。 体内でコラーゲンが合成される場合、それは転写が起こりコラーゲンのメッセンジャーRNAが誘導されて、コラーゲンというタンパク質の合成が始まります。つまり、体内のプロリンの量は関係しないでしょう。プロリン自体は必須アミノ酸ではありませんし。 ですから、コラーゲンを皮膚に直接塗るのなら効果あるかもしれませんが、たくさん食べてもお肌はプルプルにはなりません。巷では“コラーゲンを食べるとお肌がぷるぷるになると言われ”ているのかもしれませんが、科学的根拠は乏しいです。 他のタンパク質同様、“コラーゲンはいろいろなアミノ酸からできてい”るというのはそうですが、30%がグリシンで20%がプロリンのようです。コラーゲンは何種類もあるので一概には言えませんが。

kaitara1
質問者

お礼

美容にい関係して多くの関心がもたれている割には知りたいことが分からないように思います。教科書にもあまり書いてないようにも思います。美容生化学などという参考書はないかなと探しています。

その他の回答 (3)

  • yuklamho
  • ベストアンサー率26% (305/1156)
回答No.4

まず、お礼ありがとうございます 『美容に関係して多くの関心がもたれている割には知りたいことが分からないように思います。』 具体的にはどのようなことが知りたいのでしょうか?今回、質問されたことは“美容”のことというよりか基礎的な生化学の範疇の質問だと思います。 『教科書にもあまり書いてないようにも思います。』『美容生化学などという参考書はないかなと探しています。』 どのレベルの話をなさっているのか、また美容に対して具体的にどういう興味をお持ちなのかよく分らないのでお答えしにくいのですが、もし、素人向けではなく、きちんと勉強されたいのでしたら、皮膚科学とか形成外科学の教科書、香粧品科学の参考書などを読まれたらどうでしょうか。

kaitara1
質問者

お礼

おっしゃられるとおりです、もう少し勉強してみます。

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2483/6032)
回答No.2

動物種ではそれなりに異なりますね。 細かい数字は述べませんが調べればわかります。 修飾アミノ酸の割合はおそらく個体差もあるとおもいます。 これはたぶんまだよくわかっていないと思いますが,構造を形成するのに必要な修飾は必須ですので,その部分では個体差は少ないと思います。

kaitara1
質問者

お礼

肌のきめの細かさなどずいぶん個人差があるようですね。もちろんコラーゲンだけで決まるものではないでしょうが…

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2483/6032)
回答No.1

コラーゲンも体を構成しているタンパク質の一つです。 コラーゲン遺伝子からメッセンジャーRNAを発現して,その後翻訳されタンパク質へとなっていきます。そのときの原料としてコラーゲンが持っているヒドロキシプロリン(プロリンを修飾したもの)が多く必要となるために,コラーゲンを食べておくと,そのプロリンが材料として多く体内に維持できるので,コラーゲンを食べるとお肌がぷるぷるになると言われるわけです。材料の一つで,重要なピースのプロリンが豊富にあるほうがタンパクの合成が効率よくできるために,プロリンが注目されていますが,コラーゲンはいろいろなアミノ酸からできていますので,バランスの良い栄養摂取はいずれにせよ必要ですよ。

kaitara1
質問者

お礼

いろいろな動物のコラーゲンは種によってアミノ酸組成が異なるのでしょうか。あるいは個体差もあるのでしょうか。

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