私はコラーゲンを食べるとお肌がつるつるになる、という話しは半分ウソだと思っています。
少し前に、芸能人が1ヶ月コラーゲンを食べ続けその結果を放送していました。結果を見るとお肌の状態は良くなったという結論です。これだけ見ると、コラーゲンを食べるとお肌にいいということになると思いますが、科学的には不十分な実験と言えます。
本当にコラーゲンがお肌に良いと証明するには対照実験をしないとならないと考えます。それには、
1.コラーゲンのみを食べる
2.コラーゲン以外のタンパク質を食べる
これで、1と2でお肌に違いが出ればコラーゲンの有効性は実証されるでしょう。
それと今回の放送の実験者は実験中、3食きちんと食べていました。でも実験前はどうだったのか全くわかりません。例えば実験前は食事や睡眠が不規則で実験中は規則的に食べていたとしたら、結果がコラーゲンがよかったのか生活習慣が改善したから良くなったのか不確かになります。
今回の放送では上記のような事が全く検証されていない。
そもそもコラーゲンを食べたからと言って体にコラーゲンが増えるとは言えません。コラーゲンを増やそうと思えばコラーゲンでなくても良いはずです。すなわちコラーゲンを構成するアミノ酸を含むタンパク質で良いのです。
理由
1.コラーゲンを食べても吸収される時にアミノ酸に分解される。
2.人のコラーゲンと他の動物のコラーゲンは違う。もし同じなら(豚足と同じに再合成されるなら)拒絶反応が起こるはずである。
3.もしコラーゲンを食べてそれがコラーゲンに(のみ)変換されるのだとするとその他の臓器はどうなるのか?血を作るには血を飲む?骨を作るには骨を食べる?心臓、肝臓、その他の臓器は?爪、髪を食べなくても伸びてくるのはなぜ?そう考えれば自ずと答えは出ると思います。
つまりお肌の為にコラーゲンを食べるのは良いけど、コラーゲンである必要は無い(肉や大豆や牛乳など他のタンパク質でよい)と考えます。
お礼
ありがとうございます。 まさにおっしゃる通りです。牛の肉食べて人の肉になるなら中山教授がノーベル賞取ることはありません。 科学的分析資料が回答されると思います。 少し追跡してください。