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地球温暖化 水蒸気

この前ニュースで、地球温暖化を引き起こしている原因の5割が水蒸気と聞きました。しかし、これは解決できないと言われています。それはなぜですか?海があるからですか?

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  • kagakusuki
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回答No.2

 水蒸気の温室効果があるからこそ地球は適度な温度を保っているのであって、もし水蒸気による温室効果がなかったとしたら地球は氷河期など問題にならないほど寒冷化して凍り付いてしまいます。  質問者様は何か勘違いをされておられる様ですが、水蒸気の温室効果は人類が誕生するよりもはるかに昔からあったものであり、最近の温暖化の原因などではありません。  水蒸気の温室効果は昔からあった自然なものであり、人類の活動によって生じた余計なものなどではないのですから、解決しなければならない様なものなどではないのです。  もしかしますと、二酸化炭素の増加による過剰な温暖化を抑えるために水蒸気の方の温室効果を抑えれば良いと考えておられるのかも知れませんが、そのために大気中の水蒸気量を減らしたりしますと、大気中の水分が少なくなるのですから降水量が減って各地で乾燥化・砂漠化が進む事になり、耕作出来なくなる土地が増えて食糧不足になる事でしょう。  それに水が水蒸気になる際に大量の熱を吸収し、その水蒸気が気流で運ばれて、別の場所で雨という液体の水となる際に吸収した熱を放出するからこそ、大気は大量の熱を運ぶ事が出来、大気が熱を運んでいるからこそ昼夜の温度差や赤道地帯と極地の温度差が現在程度で収まっているのですから、もし大気中の水蒸気量を減らしたりしますと、熱帯はさらに暑く、極致はさらに寒くなり、人類が居住可能な土地は少なくなってしまう事でしょう。  地球温暖化が異常気象を招く事が問題視されているというのに、地球温暖化を防ぐために大気中の水蒸気を減らす事で、より一層激しい異常気象を招いたのでは本末転倒です。  もう一度言いますが、水蒸気による温室効果は温暖化の原因ではなく、昔からあり続けてきた自然なものであり、解決すべき類のものではないのです。

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  • SPROCKETER
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回答No.1

 陸や海から上昇する水蒸気による地球温暖化は必要不可欠なもので、これが無ければ地球は凍り付きますし、成層圏の水蒸気濃度が変化すると気象に大きく影響します。水蒸気無しには地球環境が成り立たないのです。  大気中の水蒸気濃度を下げたとしたら、世界中で砂漠化が広がって、生物が棲めない環境になるなど、地球環境に与える影響が大きいのです。  現在の二酸化炭素濃度だと、海水面が何メートルも上昇していて当然なのですが、海面上昇が遅いので地球温暖化が加速する悪循環になっています。一般に言われているほど南極大陸の氷河が溶けないので、海水面上昇に時間がかかるのです。  水蒸気による温暖化が問題になるのは、対流圏を超えて水蒸気が上昇した場合ですが、これは巨大な小惑星の衝突でも起こらない限り、起こり得ない現象です。二酸化炭素の方が遥かに問題が大きいでしょうね。

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