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辛い物好きは痛みに強い?

辛いという感覚は味覚ではなくて痛覚らしいです。だとすると辛い物が平気な人は痛みに強いのでしょうか? 次の記事によると、男性ホルモンの値が高いほど辛い物を好むという調査結果があります。 http://irorio.jp/karenmatsushima/20141219/187971/ 男性ホルモンが強い人は痛みにも強いことが分かっていますし、痛みに強いために辛さにも鈍感になってるという説はありえそうですか?

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こんにちは。 辛い食材の代表といえば唐辛子、ハバネロ、タバスコですよね。いずれもその辛みを招く物質の正体はカプサイシンです。カプサイシンはその辛みによって他の痛みを麻痺させる効果があるため鎮痛剤にも使われるのですが、辛さに慣れてしまうと鎮痛効果は失われてしまいます。 なので、辛い物を平気で食べてしまう人が痛みに強い体質だということではなく、何かの痛みを感じている人がカプサイシンを含んだ辛い物を食べるとその辛さが招く鎮痛効果によって痛みを感じなくなるというのが正しい考え方になります。 また、男性ホルモンの多い人は痛みに鈍感なのは既に実験などで証明されています。しかし、男性ホルモンの多い人ほど辛い物を好むからといっても、そのため痛みに鈍感になるということにはなりません。なぜなら、前記したように辛さに慣れてしまうと鎮痛効果が失われてしまうためです。 つまり、 男性ホルモンが多い → 痛みに強い → 辛さに鈍感になる という図式にはならないということになります。       参考になれば幸いです。

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