これは一般論ですが、「ヒトの嫌がる仕事」というのは報酬が多いというのは事実です。
大昔の話で今の人に想像もつかないと思いますが、水洗便所のない昔はバキュームカーというのがあって、各家のポットン便所の中身を吸い出していくら、という商売がありました。
これは公衆衛生上きわめて重要な仕事だけどやりたがる人間が少なかった。
とはいえ、やる人間は基本的には運転手ですから、人材はないこともない。
なりてがなくて、社員がいやがりながらやっている仕事があった。
だけど元気な人間がアルバイトしてくれるなら任せたい作業。
バキュームカーのタンクというものは、ある程度の頻度で洗っていないと、中がつまって使い物にならなくなった。
タンクの中に入り掃除をするという仕事は、成り手が見つからない仕事のトップでした。
一度入ると、マスクをつけ防具を着ていても、体の芯まで臭いがしみつき、なんど洗ってもとれなかったという話です。
当時、大学出の初任給が数万円という時代に、このバキュームカーの中の掃除の仕事は、1回1万円の報酬でした。
言ってみれば時給1万円といってもいい。
そこまでひどいことはないと思いますが、産業廃棄物というとゴミです。業務によってはひどい異臭がしたりすることはあり得ます。
食品工場なんかを客にしたら、回収時はそうでなくても移送中に腐敗が進み虫がわいたり悲惨はことになります。
動物を相手にするような商売のところも、それは同じです。
その意味で、報酬が高いのはうなずけると思います。
楽な仕事で報酬が高いというなら誰でも手を上げますが、それなりにきついので、高いお金をあげてもやってほしい仕事なんです。
お礼
そうですね。 危険物取扱者も必要になります。 会社によっては、取得者じゃないとだめみたいですね