豊洲市場 地下:杭かコンクリ空間か
豊洲市場の「盛り土」の話題が各所で報道されております。
感情論ではなく、構造のメカニズムについて質問です。
地下に、盛り土ではなくコンクリの空間を作った。
盛り土にすると、建物の下には「杭」が必要。
杭にすると、杭を伝って地下水が上がってくる。これを「毛細管現象」と言う。
だから、杭ではない方法のほうが適している。
これが、いくつかある説のひとつとして、報じられています。
質問です。
毛細管現象によって、地下の水が杭を伝って上がってくるのは、物理の現象として理解します。
では、「コンクリの箱」だった場合、コンクリの壁を伝って、毛細管現象で地下の水が上がって来ると思うのですが。。
地下水が上がってくるか来ないかがひとつの論点であれば、
杭=上がってくる
コンクリ箱=どうなの?
毛細管現象でいえば、箱だって上がってくると思うんですよ、しかも箱の上まで。
飽くまでも物理の質問です。
ですが、この豊洲市場の盛り土問題の現状の解釈として、そもそもの理解が間違っているとしたら、質問の趣旨も変更される可能性もあります。
例えば、水が上がる上がらないではなく、建物の堅牢性の目的で、杭ではなくコンクリ箱なのだ、とか。
(だったら、地下水とか毛細管現象の話するなよ、と思いますが。)