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薬学物理の問題ー陰イオン交換クロマトグラフィー
陰イオン交換クロマトグラフィーのアミノ酸分析法の問題なのですが、分からないので質問致します。 ヒスチヂン アスパラギン酸 グリシン トリプトファン グルタミン の中で一番最初に溶出するのはどれか、という問題(等電点は不明)なのですが、この5つで異なると言えば、構造式からのアスパラギン酸はカルボン酸ーCOOHを2つもつぐらいですが、、陰イオン交換クロマトグラフィーはーCOO-を持つものほど樹脂に吸着してこの中では一番遅くなる…?と思ったのですが、分からなかったので教えて下さい(> <)
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回答No.1
陰イオン交換クロマトグラフィーでは固定相が正電荷を持ち、負電荷が強いほど固定相に引き付けられるため溶出するのが遅くなります。よって、等電点の高いものほど早く溶出すると考えられます。等電点は、 ヒスチジン:7.59 アスパラギン酸:3.22 グリシン:5.97 トリプトファン:5.89 グルタミン:5.65 ですから、最初に溶出するのはヒスチジンだと思います。 また、等電点は不明と書いてありますが、等電点がわからないものとして考えるのなら、側鎖にカルボキシ基(負電荷)のあるアスパラギン酸が遅く、イミダゾール基(正電荷)のあるヒスチジンが早いと考えることもできます。
お礼
納得できました!丁寧な解説を有難うございます!これをもとに勉強させて戴きます!