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親の家の贈与税と相続税の違いについて質問です。
親の家の贈与税と相続税の違いについて質問です。 親が高齢で、身の回りの管理がおぼつかなくなってきた場合、そろそろ、色々と考えなくてはならなくなってきたとき、親が生きてる間に、実家の土地、家などの権利を贈与というかたちで、進めていこうかな?とも考えております。 親はそれで、いいと言ってまして、田舎の家なので、不動産価値は低くく、両親住宅ローンは払ってしまっており、年間の固定資産税は、わずかです。そこで、質問ですが、生前贈与として、譲り受けたほうがいいのか?それとも、亡くなってから、相続という形で、公正証書遺言を作成し、亡くなったあと、処理すればいいのか?何か違いはありますか?
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>親が生きてる間に、実家の土地、家などの権利を贈与というかたちで、進めていこうかな?とも考えております。 親がある年齢に達すると、誰もが相続・贈与の事を考えますよね。 >親はそれで、いいと言ってまして なかなか、子供想いの親だと思います。 親からすると、贈与・相続の話は嫌がる場合が多いのです。^^; >生前贈与として、(略)相続という形で(略)処理すればいいのか? 先ず、今の固定資産課税評価額を確認する事です。 ※土地・建物がある市町村役場の固定資産課で、それぞれの課税評価額を確認。 贈与だと、「贈与税」が必要になります。 ※年内に110万円を超える財産を貰うと、相続税が必要です。 相続だと、「相続税」が必要になる場合があります。 ※相続には、相続額によって相続税が免除になる場合があります。 ※相続財産が、3000万円+(600万円X相続人数)以下なら相続税は不要。 >何か違いはありますか? 先に書いた通り、贈与税か相続税かの違いですね。 贈与税額は、相続税よりも(一般的に)高い傾向があります。 が、贈与税にも(相続税と同じで)「免除」があります。 毎年、110万円以下だと贈与税は必要ありません。 つまり、毎年110万円分の土地・家屋の贈与を受けるのです。 10年間毎年110万円の贈与を受けると、実質1100万円の贈与を無税で受けた事になりますよ。^^; 「土地・家屋は、一つ。110万円分毎に分ける事が出来ない」 その通りですが、「登記には、持分」で登記が可能です。 「110万円分の持分を、質問者さまに贈与。残りを親名義持分」と、登記を行います。 これを、毎年行います。 ※持分に対して、毎年(質問者さま・親に)固定資産税が生じます。 家屋の場合も、同様です。 ※間違ってはいけないのですが、土地+家屋で110万円以下です。 毎年贈与手続きを行う事で、相続対象財産が減額=相続税減額する一石二鳥なんですね。 先ずは、先に書いた通り固定資産課税評価額を確認して下さい。 相続税が必要な額を超えていれば、(先に書いた無税贈与方式の)贈与が有効です。
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- natsuanko
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> 贈与にすると、贈与税はかかるものなんでしょうか? 300万だと贈与税の税率は15%になるので、45万の贈与税がかかります。 年間110万を超える贈与については、贈与税が発生します。 既に回答がありますが、3年間に分割して毎年1/3ずつ名義変更すれば贈与税は発生しないことになります。 ただし、不動産については贈与の場合も贈与契約書あるいは公正証書が必要になってきます。 遺言書や公正証書遺言が作れない状態だと同じように問題が出てきます。
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ありがとうございます。 やっぱり、贈与税もかかるんですね…こまりましたね。
- kimamaoyaji
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相続人つまり貴方の兄弟とまずはお話するべきです、どう見ても貴方が取得することに反対の場合は生前贈与ということになります、税金は高いですが、3年以上経過してお亡くなりになった場合。相続でなくなるので、預貯金などだけの相続となるので、比較的相続が簡単です。 もっと確実にするなら、不動産売買として取得することです。
お礼
ありがとうございます。 質問者の私は次男で、両親が私に財産を譲るのは賛成でした。しかし、両親が高齢、遺言書が書けない、痴呆が進んだことにより、構成証書遺言書作成が困難になってきており、生きている間に家土地権利を移行しようと言う話しになりました。ま、古い家で、改築も新築もしませんが、贈与にしようか、と思い、資料を法務局から取り寄せました。しかしながら、贈与だと、贈与税がえらく、かかり、大変だぞ!税金対策でやっている人だけというのが、このサイトでの平均回答のようです。親がなくなってからの遺産として受け取る場合は、非社会的勢力団体に所属する、兄に渡ってしまいます。
- natsuanko
- ベストアンサー率59% (404/677)
固定資産税が38000円なら評価額は300万円弱ですね。 これなら、相続税を取られる心配はまず無いですね。 名義変更しても固定資産税は変わりませんが、ご両親の負担が心配なら名義はそのままであなたが固定資産税を払えば良いだけです。 あなたからお父様への贈与になりますが、年38000円なので贈与税がかかる事はありません。 お父様が意思表示できるなら、早目に公正証書遺言を作られるのが良いかもしれません。 なお、名義が変わっても固定資産税は変わりませんが、家を取り壊して更地にすると固定資産税が上がります。
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お答えいただき、ありがとうございます。 おっしゃる通り、見積もって、回答者様が推測する価値と、 ほぼ、同じです。 相続税はかからないとのことですが、 贈与にすると、贈与税はかかるものなんでしょうか?
- natsuanko
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既にNo.1、2の方が回答されていますが、生前贈与は相続税をたくさん払うような人が税金対策として行うものです。 年間の固定資産税がわずかであれば、不動産の評価額も高くないはずです。 相続税は非課税枠の他に、「小規模宅地の特例」と言うものがあります。 https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4124.htm 詳しくは、上記ページを読んで欲しいのですが、簡単に言うともし、今親と同居しているのであれば、土地の評価額は80%に減額されると言うことです。 分割して毎年110万円分以下の名義変更をする場合、贈与税はかからないかもしれませんが、評価額の0.4%の登録免許税と1500円×2(土地と家屋)の登記事項証明書取得費用がかかります。 また、自分でやる場合はそれなりの時間が、司法書士に頼む場合は5万円程度の費用がかかるので、こんな面倒なことをわざわざやる人は少ないと思います。
お礼
ありがとうございます。 両親は、非社会勢力団体の長男には、家は渡したくないのが、目的で、いきている間に色々したかったようで、今年の固定資産税納税通知書の明細をみると、土地が100万ほど、家屋が200万前後年税額が38000円と書いてます。 これを贈与の場合は再計算されて、再度固定資産課税額が変わるのかな?とも、思い、考え直さなきゃと思うようになりました。やっぱり、公正証書遺言書の作成がいいのかなおと感じるようになりました。不動産価値は確かに無く、売地にしたとしても、撤去解体やってもプラマイ0かなととも考えでおります。自分は住んでないので、自分にもし、譲り受けたとき、今後、里帰りをするか?他の利用方法を考えるか?色々悩みどころです。
先の方の内容にもあるように、生前贈与は何のためにやるのか? というと相続税対策なわけで、親御さんの総資産が何憶もあるとか そういう場合には有効(その後の使い方や運用の仕方でメリットにも デメリットにもなるが)で、書かれてあるように資産価値も低い、 土地・物件の固定資産税もわずかな不動産で、 現金や証券の類もほとんどない場合は生前贈与をするメリットは ほとんどありません。普通の相続で控除にも満たない額の資産だったら 普通に相続するのが良いです。 親御さんの死去後、名義を変更して相続をきっちりして処理するのが ベターですよ。
お礼
ありがとうございます。 相続税対策なんですね。自分の場合は、亡くなってからの、 相続するより、生きてるうちに、名義変更して、税金払って行けば、良いのかな? と思ってました。 亡くなるまでに、遺言作成できなかったり、突如として何かあった場合、先に決めれるものは、決めてしまえばいいと思ってました。
- tesshie
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相続税は基礎控除の範囲があって、相続人の数にもよりますが、3000万円以内であれば無税です。 贈与の基礎控除は年間110万円ですので、ヘタをすれば税金がかかります。 相続がベターです。
お礼
お答え頂きありがとうございます。 税金かかりますよ。と言うのは、固定資産税のことですか? 父親を介護施設に入れて、固定資産税を自分名義で払おうかと思ってましたが、もしかしたら、名義変更したら、固定資産税が上がるのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 価格が300万とすれば、三等分して110万以下にすると言うことですね。 親とは一緒に暮らしてなく、 田舎に帰ったとき、 そろそろ、色々しなければねと、両親と話しました。 毎月、2万ほど、親が、固定資産税を払ってましたが、 切り替えて、自分が払えばいいなと、年金暮らしの親を 少しでも、負担を減らせればなと思ったのと、 父が亡くなった場合は、母に権利が行くはずですが、 両親の気持ちでは、投稿者の私に譲りたいと言ってまして、 例えば、長男が、非社会勢力団体に属し、度重なる事件を起こしてる者が、家族にいれば、親としては、長男以外に、家を渡したいと思っているようです。 遺言を作ればいいのですが、現在、父は痴呆気味で、公正証書遺言は難しいのかな?と思い、今、親が生きてる間に贈与したほうがいいのか?と思いましたが、贈与にして、100万以上、年間かかるのであれば、母の病院介護に充てたほうがいいので、考え直した方がいいですね。