想像でしかありませんが、まずは#3さんが回答しているように、発音は単語のパートで覚えるべきことで、熟語のパートで覚えることではないと言うのが基本ではないでしょうか。
それとは別に現実的に熟語の発音を少ないスペースであらわるのが困難だと言う事情もあるかも知れません。
個々の単語にも複数の発音の仕方があるものがあり、また国ごとに違うけれど載せきれないので英語、米語のみ載せていて、それが割と世界のスタンダードになっています。
それが熟語、例えば2語の熟語になるとずっと複雑になります。英語、米語には言葉をつなげた時のリンキング、コネクティングなどのルールがあり、2つの別々の単語をつなげて発音するのではなく、2つの言葉をくっつける場合が少なくありません。
例えば、hung out のように子音で終わる単語の後に母音で始まる熟語はハングアウトと発音しても間違いではないけれど、ハンガウトと発音するのが普通です。またアクセントを2語の内のどっちに置くかは意味としてoutを強調したいかhungを強調したいかによっても変わってきます。get togetherのようにt, d, で終わる単語の後にt, d, で始まる単語がくると、t, d, を一つにまとめて後ろの方のt, dを採用すると言うことが米語では一般的。
こう言ったルールが他にもたくさんあり、国ごとや人によっても違いがあるし、強調したいことによってもアクセントの位置も変わってくるので、少ないスペースだとかえって混乱すると言う事情もあるのではないでしょうか。
お礼
おっしゃる通りかもしれませんね。 確かに、印字コストなどを考えると、当然知っている単語の集まり、と言う前提では、 わざわざ載せずにおく方がスッキリもしますし、少しでも安い方が購入もしやすいです。 DUOのように、(著者判断で?)難しいものだけには書いてある方が私はありがたいですけどね。 大変ご丁寧なご回答ありがとうございました。