スコットランド独立派=EU残留派なのは なぜ？

質問

スコットランド独立派はEU残留を強く主張しているそうで、私は投票開示後のニュース解説を見るまでてっきり真逆のものと完全に勘違いしていました。

スコットランド独立派がEU残留派とほぼイコールなのはどういった理由からなのですか？

回答No.4

natsuanko

スコットランド独立派とEU残留派はイコールでは有りません。

2014年の国民投票の独立反対の一つの理由が、独立しなければイギリスとしてのEUメンバーシップを享受できるからでした。

ところが、イギリスがEUから離脱してしまうとそのメリットが無くなってしまうので、2014年に独立反対だった人の一部も独立賛成派に転じているので、スコットランド独立の話が再燃しているのです。

つまり、イギリスがEUから離脱するなら、スコットランドもイギリスから離脱すべきだと言う訳です。

以下のページも参照して下さい。
https://jp.vice.com/news/scotland-brexit-uk-european-union-eu-scottish-independence

回答No.3

oska2

＞スコットランド独立派=EU残留派なのは なぜ？

先ず、俗に言う「イギリスの正式名称」はご存知ですか？
「連合王国（United Kingdom of Great Britain and Ireland）」と言います。
つまり、スコットランド・イギリス・ウェールズ・北アイルランドの連合国家ですね。
国旗であるユニオンジャックも、これら国家の国旗を重ねたデザインです。
歴史的には、ブリテン島の雄であるイングランドが統一した事になっています。
逆に言えば、スコットランド。ウェールズ・北アイルランドは「イギリス王国に侵略された」と考えている訳です。
ロンドン警視庁を、スコットランドヤード。イギリス皇太子を「プリンス・オブ・ウェールズ」と称しても何ら嬉しくない訳ですね。
スコットランドは、独立宣言をしない代わりに「軍事・外交を除いた高度な自治」が認められています。
※北アイルランドは、アイルランドとの合併を望んでいます。
ＤＮＡ的に、スコットランドは「反イギリス思想」が強いのです。
「軍事・外交を除いた高度な自治」と言いながら、ＥＵ残留だと「実質的に、外交も自由」なのです。
確か、６０％以上のスコットランド人がＥＵ残留を希望しましたよね。
イングランドは、過半数がＥＵ離脱。スコットランドは、過半数がＥＵ残留。
高度な自治が認められているのと、歴史的なＤＮＡから「イギリスとは、考えが違う」と主張しているのです。

回答No.2

potatorooms

イコールではありません。
EU残留派の方が広い範囲でいます。
ただ、極端に人口が多いロンドンの非エリート層が、生活苦に耐えられずに、人気のあった政治家、活動家の主張に乗ったというだけです。

北アイルランドやジブラルタルなどの海外領土なども、EU離脱を回避するために独立や他国との共同統治化を望んでいる状況です。

回答No.1

trytobe

イギリス全体として、イングランドとかの下した「EU離脱」の判断に巻き込まれるのは心外だから、

スコットランドだけでは「EU残留」が多数派だったのであるから、イギリスとしてひっくるめて離脱させられるくらいなら、イギリスから分離して、「スコットランドという国だけになってEUに残留する」ことを選んでいる、

というだけの話。

補足

で、なぜスコットランド独立派はEU残留を強く主張しているのでしょう。
テレビなどによれば EU離脱派は主に老人でEU残留派は主に若者だと言っていました。

スコットランドが若者ばかりという話は聞いたことがありません。
なぜスコットランド独立派はEU残留を強く主張しているのでしょうか？。