#3です
>そのときの想像のイメージ像が、それに伴って、だんだん鮮明になったり、詳細になったりするなんてことがあるんでしょうか?
この疑問についてですが、これについて私独自の見解がありますので、それで良ければ解説致します。
ただし、ちょっと心理学の方向を逸脱しますのでそこはご了承下さい。
例えば催眠で「プラスの幻視」と呼ばれる現象があります。
これはそこに無いものが見えるという現象で、催眠の深度が深いときに引き起こす事が出来ます。
つまり、人間は意図的に幻覚を見る事ができるわけです。
同じようにその集中度が高いと、剣道の達人などが仮想的に敵を想定して斬り合った場合、相手の幻影が見えることがあるらしいです。
また、西洋の魔術の体系において「ビジュアライズ」という技術があり、これはまさに「プラスの幻視」を自己暗示で引き起こす技術で、この技術を身に付ける事が西洋魔術の初歩の初歩になります。
この「ビジュアライズ」を制御し、自分の無意識下のイメージを視覚で捉えるようになると、様々な心理状態を制御することが可能になります。
この技術はそもそもキリスト教の中で培われた技術のようで、それが民間に流出していわゆる魔女狩りの原因のひとつにもなったようです(未確認情報です)が、基本的には例えばステンドグラスというものも、この「プラスの幻視」を引き起こすきっかけに使われます。
ステンドグラスの絵(神の絵)から差し込む光を全身に浴びる事で神との合一をイメージし、実際に神の幻影を見て宗教的精神を培う、などの方法があるようです。他には有名なもので水晶玉や、鏡などを見詰めて催眠状態に入る方法があります。水を見てそれを行う場合もあるようです。西洋の絵画の中に極めて細密な鏡や水の絵が描いてある場合、この「ビジュアライズ」の技術をその中で使用している、つまりキリストその他の存在を暗示している可能性が高いです。
もちろんこういった「ビジョン」は幻影以外の何物でもないわけですが、催眠の原理が明らかでなかった時代はそういった「幻影」は恐らく本物の神として認識されたと思われます。
また、同じように神との合一をイメージする事で肉体的に「聖痕」と呼ばれる傷を作ることもあるようです。
催眠で、ただの鉛筆を「焼いた火箸」だと思わせて火傷を負わせることが可能なのですが(その火傷はすぐに治ります)、それと同じように強力な信仰心による深い催眠状態から肉体的にキリストと同じように手の平などに傷を負うことが可能なようです。
これなども深いイメージが肉体に影響を与える一つの例だと言えるでしょう。
古武術の世界などにも多分にこういった記述があると思うのですが(天狗に技を伝授されるなど)、それらは全てこういった深い催眠状態から「プラスの幻視」を起こし、そのイメージが無意識の知識や経験に基づいて動いた結果新しい技をひらめいた(本人の認識では伝授された)ということになるのだと思います。
まとめると、
イメージは視覚化できる。
その技術はとても古くから存在する。
恐らくそれは催眠で言う所の「プラスの幻視」である。
幻影は無意識をベースに勝手に動く。
西洋魔術の体系はこの幻視を基本としている。
恐らくスポーツでも、この幻視を起こすことは可能。
古武術の世界ではよくある話。
などということが考えられると思います。
私の考えでは自信あり、なのですが、やはり独自の解釈の部分が多いので、ちゃんとした学説としては考えないでください。
また、オカルト色が強いので誤解されるかもしれませんが、私は上記を催眠の応用として考えており、科学の分野で研究するべき事柄だと考えています。
以上、参考になりましたら幸いです。
お礼
2度も回答していただき、ありがとうございます。イメージトレーニングの効果については、よくわかりました。 もう1つの、自信の度合いと、イメージ像の鮮明度・詳細度の関連についてはご存知ないでしょうか? 何度もお願いして申し訳ないですが、ご存知ならよろしくお願いします。