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原油価格の低迷は悪いこと?

新聞で原油価格が低迷して世界的なエネルギー資源開発の低迷を招いている。と書いてあるが、ガソリンスタンドで安ければ庶民にはいいことだと思うのだが、問題になることがよくわかりません。わかるひといますか?

みんなの回答

  • E-1078
  • ベストアンサー率21% (11/52)
回答No.8

エネルギーが安くなることは本来いいことばかりです。 しかし急激な価格変動は様々な混乱をもたらします。特にエネルギー資源はすべての産業に影響するものなのでその影響も大きいのです。 すべての品物の加工にはエネルギーが必要で、すべての物の輸送にはエネルギーが必要で、すべての生産にもエネルギーが必要です。 120ドルほどだった原油価格がたった1年ほどで乱高下しながら70%以上下落しています。この混乱は非常に大きいのです。 インターネットの技術革新で地球の真裏に1秒ほどで情報が遅れて、金融の自由化が進んだことで多くの混乱がもたらされているのです。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.7

日本だけにとっては、かなり良いことなんです。石油は輸入してますからね。 ただ、アメリカは、シェールガスによって自給できるまでになって来ていますから、そこで、石油の値段が下がると、基本的な産業のひとつが打撃をうけます(シェールガスは採掘コストが高く、立ち行かない)。そうすると、、、アメリカの全体の株がトータルして下がります。そうすると、、、アメリカ株に非常に敏感な日本の株も下がり、日本の景気にも大きな影響がある、、、というような感じです。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.6

庶民というか消費者にとっては、それだけ見れば お得ですね。 しかし、消費者がお得だ、ということは供給する 側からみれば損だ、ということです。 例えば米国のシェールオイルです。 原油が高いので、商売として成り立ち、石油関係者が 儲かります。 それが安くなれば、儲からなくなり、そこで働く 労働者の給料も下がります。 それに関連した輸送関係者などの収入も減ります。 更に大きくみれば、原油高で儲かっていた産油国の 収入が減りますから、世界的な消費も減ることに なり、世界的にマイナスになります。 こういうマイナス面が、結局は消費者側にも跳ね返って 経済の低迷を招く、ということです。

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.5

話をガソリンに限って、単純化します。 今のガソリンを作っているのは、 「過去に作った」採掘施設の原油を、 「過去に作った」製油所でガソリンにしています。 なので、採掘施設や製油所の投資を回収済みならば、 ガソリン価格が多少下がっても、今の採算はあいます。 しかし、採掘施設や製油所の寿命が1年後に切れるとしたら、 どうでしょうか。 今から新たに採掘施設や製油所を作らないと、 来年にはとても間に合いません。 しかし、ガソリン価格が低迷して、新たな施設を作る金がない としたら、来年の今頃は、ガソリン価格が急騰どころか、 ガソリンそのものがない、ということになります。 「原油価格が低迷して世界的なエネルギー資源開発の低迷」 というのは、上記のようなことを言うのです。 新しい油田や新しい施設を作る金がないので、 そのようなことができないとなれば、 将来のエネルギーを確保できない、ということになるのです。

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.4

原油なんかちょっと前には20ドル台だったし、オイルショックの時なんか11ドルになっただけで大騒ぎしたんだから、今の40ドル超が安いなんてとんでもない。(あ、50ドル突破し、、ないか、おしかったな) が、、、 石油資源はいつかは枯渇すると言われており、それに備えて別の何かを開発しなきゃならん。 しかし、原油が安いとアメリカ筆頭に湯水の如く消費してしまって、次世代エネルギーなんて知らん顔してしまう。 シェールガスなんてどうせすぐに枯渇するからどうでもええけど、他のエネルギー開発が遅れるのはうまくないね。 どうせ、俺の死んだあとの事だからどうでもええけど。

  • matsu_kiyo
  • ベストアンサー率42% (683/1590)
回答No.3

日本のように『資源を使う国』にとっては安値で仕入れられるが、資源を作る国、とりわけ『資源を売ることで国家財政を賄っている国』にとっては、それこそ死活問題です。 一時期、アメリカがシェールガス開発に躍起になっていたのは、価格が上昇しすぎて、コストが見合うようになってしまったから。それに業を煮やした産油国サイドが値崩れを引き起こす=増産にかじを切ったことで、確かに急降下しましたが、結果は、アメリカのみならず、ほかの資源産出国、とりわけロシアに多大な影響を与えてしまってます。 ちなみに価格急騰を招いたのは、中国の急激な資源需要もさることながら、日本の、原発停止問題が大きいのも一因です(原油価格は、先物価格であり、需要供給を先取りするもの。よってあの時期めちゃくちゃな価格になったのはそういう背景がある)。 回答: 庶民目線だけで経済問題を論じると、どうしても視野が狭くなる。価格は、いわば需要と供給のバランスで形成されるものであり、「高く売れないものをあえて開発しようとしない」のも通り。中国の資源需要が一服している現状では、今後とも高価格に異動する理由は探しにくい。あるとすれば、中東の世情不安だが、ISIS自体も原油価格の低迷でダメージを受けており、派手な動きがない限り、高騰の目はない。

  • kreikg
  • ベストアンサー率39% (21/53)
回答No.2

一概にはいえませんが庶民にはいいことでしょうね。 直接ダメージを受けるのは主に原油産出国でしょう。 原油の値段が下がる→他の産出国より安くしないと売れないから値下げ→原油開発費用が減少→取れる量が減ったのに値段はあげられず利益減少→持ってる株を売って維持しよう(ここで日本株も売られるでしょう)→根本的解決にはなっていないのでさらに値段を下げて競争再開 といったような負のスパイラルが起こると考えられますよね。

  • 92128bwsd
  • ベストアンサー率58% (2275/3919)
回答No.1

何事もなのですが、”急激な”と言うのがキーワードと思います。原油価格が安くなれば石油で精製される化学製品やエネルギーコストが下がって得をする企業があります。それらの値段が下がれば一般庶民も楽になります。一方で、アメリカのシェールオイルの採掘開発を行っていた企業は、採算が合わなくなり経営破綻をするし、それに投資している株主・投資家も株価下落で損をします。結果市場の投資規模が縮小し他の産業にも影響を与えて景気後退への引力になります。原油自体は供給が足りない状態ではないので世界での需要は安くなったからと行って増えることは無く、石油で潤っていた中東の国々は収入源で投資力購買力が減少しいわゆるアラブマネーも減少し世界経済にもマイナスの影響を与えています。 こう言う事が急激に起こると、儲かって狂喜乱舞する人と大損して発狂しそうになる人が出てきますが、狂喜乱舞する人がいても我々に還元することは無いので、全体的にはマイナスの影響の方が大きくなると思います。原油安もゆ~っくりとすすめば、石油を使った商品の値下げや、ガソリン代の値下げ、シェールオイルへの投資現象なども軟着陸を考えながら進むと思いますが、いかんせん世界の経済はそんなにゆっくりとは動かないので混乱が怒るのだと思います。 ガソリンスタンドに関して言えば、原油安と同じペースでガソリンを下げてくれればいいのですが、まず第一に日本は原油を大量に備蓄しています。高い時期に買った原油も混じっていて急激に市場に還元できません。しかも、石油会社などはなるべく還元したくないと思うので、結局庶民はほんの少しのおこぼれを遅ればせながら受けるくらいでしょう。

1102530346
質問者

お礼

ありがとうございます。なんとなくわかりました。

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