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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「涯際」の訓読みは「みぎわ」か、「きわみ」か?)

「涯際」の訓読みは「みぎわ」か、「きわみ」か?

このQ&Aのポイント
  • 「涯際」の読み方について、OBの間で意見が分かれています。
  • 伝統的には「みぎわ」と読むことが一般的でしたが、最近「きわみ」と読む人も増えています。
  • 訓読みには「みぎわ」というものがあり、それが「涯際」にも当てはまると考えられます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
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回答No.6

「みぎわ」と読む漢字には次のようなものがあります。 汀、渚、涯、湄、滸、漈、濆、溿、瀕 基本は「水際(みなぎわ)」であり「波打ち際」を指しますから「南洋の浪かすむ涯際」が「みぎわ」では視点が手前にあることになり「かすむ」という遠視点と合致しにくいのではないでしょうか。 その点、「かすむ」彼方=「はて(涯)」とすれば、類語辞典には次のような漢字や三字の仮名が記載されています。 ・際涯(サイガイ)、涯際(ガイサイ)、辺涯(ヘンガイ) ・はてし、つまり、きわみ、はたて ですから、意味の上で「きわみ」と読む、もしくは古風ですが「はたて」などが、語調上での三字の訓読みとしては納まりやすいということではないでしょうか。 参考:広田栄太郎・鈴木棠三編「類語辞典」東京堂(昭和30年刊)

GoGoTigers
質問者

お礼

ありがとうございます。 示唆に富むご回答、たいへん参考になります。 涯際は前後関係から、その学校で学んだ者が活動する場所を示す言葉となっておりまして、「みぎわ」だと南の島のみぎわに立って、浪かすむ水平線を眺めながらがんばるというイメージがくっきりと浮かぶので、学生も好んで歌ったフレーズでした。ところが、「きわみ」だと、いったいどこに立つんだ?という疑問が出て、イメージがぼやけてしまう嫌いがあります。なくなってしまった学校の校歌を歌い継ぐ記憶の承継みたいな活動をやっている者としては、永年歌い継いできた歌詞を守りたい思いでおります。

その他の回答 (5)

回答No.5

追記。 「大阪外大学歌の楽譜&音源発掘」だそうですから、以下のページの開設者に問い合わせしてみては? http://blog.livedoor.jp/tadaiken/archives/8388330.html 楽譜に書いてある読み、または、音源で歌われている歌詞が「正しい歌詞」となるでしょう。

GoGoTigers
質問者

お礼

二回もご回答いただき、恐縮です。 ご推察通りなくなってしまった学校ですが、かつては入学式でのみ、この校歌が演奏されていました。普通の在校生は入学式で一回聞いただけで、卒業してしまうものでした。その入学式で長年演奏されてきた楽譜が一番大元で由緒正しいと認識しているのですが、その楽譜における歌詞の読みが変更されてしまったという状況です。

GoGoTigers
質問者

補足

音源がまっとうなものであれば、かつての入学式等の正式な場での録音となりますので、「みぎわ」で歌われているはずです。学校がなくなってから、「きわみ」が正しいという主張が出てきました。

noname#222486
noname#222486
回答No.4

本来はは音読みで「がいさい」これしか読めません 詩の世界では時として、歌の流れによって本来読まない言葉を充てる場合が あります。音符に乗せる場合4音では字余りとなり3音にするなど無理に読ませる場合があります。 例えば「理由」そのまま読めば「りゆう」ですが「わけ」と読ませる場合があります。 なので「がいさい」をどう読ませたかは作詞者に聞くしかありません。 「涯際」この漢字ににこだわって、他の文字にはしたくなかったのでしょう。 4音を2音にした場合は「がいさい」を「はて」と読ませたかもしれませんね。

GoGoTigers
質問者

お礼

ありがとうございます。 作詞者も鬼籍に入っており、そもそも学校自体なくなっており、唯一の根拠がずっと伝わってきた楽譜だったのですが、それが今になって判然としない根拠で「みぎわ」→「きわみ」と書き換えられてしまい、非常にとまどっているというのが質問の背景です。誰もが納得できる客観的な根拠が見つかればと考え、質問させていただきました。

回答No.3

「歌の歌詞」ですから「正しい読み」は「作詞者が漢字に振った読み」のみです。 それ以外は、すべて「正しくない読み」です。 >自分としては、伝統的に歌ってきた「みぎわ」が正しいと考えています。 作詞者が、その漢字に「みぎわ」という読みをあてて、そう歌わせているのであれば、それが正解です。 例えば「広島県立広島皆実高等学校生徒歌」の歌詞に「瞳をあげて際涯を見よ」という部分がありますが、作詞者は、この「際涯」を「はたて」と読ませていて「はたて」と歌います。 例えば「福島県立喜多方高等学校校歌」の歌詞に「天地渺々際涯なく時潮の浪は荒くとも」という部分がありますが、作詞者は、この「際涯なく」を「はてしなく」と読ませていて「はてしなく」と歌います。 >根拠となる資料(ネット上のURLか、書物なら書名・出版社名など)を挙げて、正しい訓読みについてご教示いただければ幸いです。 「文献」や「主張」がどうであれ、それらには何の意味もありません。 「作詞者が漢字に振った読みのみが正しい」のであって、それが、例え「国語的には間違った読み」であっても「そう歌うように指定されているのであれば、そう歌うしかない」のです。 なので、唯一の確認方法は「漢字にルビが振ってある、校歌の譜面を探し出す」のみです。それ以外の資料がどうなっていようとも、何の意味もありません。

GoGoTigers
質問者

お礼

ありがとうございます。 学校自体はもうなくなってしまい、過去その入学式で校歌を歌い続けてきた男声合唱団のOBの集まりが、唯一無二の楽譜をもっています。それでは、ずっと「みぎわ」となっており、それで歌い継いできたのですが、「きわみ」が正しいと言い出す人がでてきて、いきなり楽譜を変更してしまったのが質問の背景です。回答者様が唯一の確認方法とおっしゃる校歌の譜面に、そのような変更がなされたので、それが正しいのか否か、客観的な外部資料で確認したかったものです。

noname#217934
noname#217934
回答No.2

恐らくは どちらにも読まない・・ 多分 歌として都合の良い三文字を当てはめたものだと思いますよ・・ http://dictionary.goo.ne.jp/jn/35910/meaning/m0u/

GoGoTigers
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かにご指摘の状況に近いのですが、少しでも精確性を追い求めればどうなるのか、ということが知りたかった次第です。

  • trytobe
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回答No.1

どちらかが、その母校の体育館に飾ってあるだろう、校歌のところについている「よみがな」を写真で撮ってくる、 しか解決策はありません。そもそも「がいさい」という熟語に存在しない読み仮名をつけている作詞家の意図しだいですから。 おそらくは、作詞は「みぎわ」。しかし、「涯際」の意味は、行き止まりや「果て」で、それを「きわまり」という意味をつけている国語辞書があり、それから無理に3文字にあてるなら「きわみ」という説が流れ出しただけかと思います。しかし、行き止まりや果ての意味なら「際」(きわ)。「みぎわ」説のほうを裏付けることになる。 ともあれ、母校の在校生に写真を撮らせたら終わりでしょう。または、誰かの卒業アルバムの歌詞のページをスキャン。

GoGoTigers
質問者

お礼

ありがとうございます。 学校はもうなくなってしまい、卒業アルバムのない学校でもあり、しかも、今回問題になっているのは、一番由緒正しいはずの「かつて毎年入学式で歌われていた本家本元の楽譜」に対して変更を加えることの是非です。 それで、客観的、学術的に何が正しいか判れば、と思い、質問させていただきました。

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