どれが誰のどの特許を侵害していると思われますか。
この商品群をみて、何かを犯しているようにはみえませんが。
それと、まずこんなもので自分の知的財産権の侵害だなどと言う暇のある会社はいないと思いますが。
特許権あるいは実用新案権に関する訴訟の目的と顛末をご存じでしょうか。
目的は簡単で、自分より儲けてはいけない、自分より儲けるようなら差し止めてやる、だけです。
仮に格安の電化製品を作って、PANASONICよりも売れるようなのであれば、そしてそれが特許権を持っているものならば訴えて損はありません。
だけど、たとえばiPhoneそっくりの何かを作ったとしてそれを10円で売ったとしても、Appleは法的手続きは何一つ取らないと思います。
なぜかというと、いくらそっくりだとしてもiPhone5ぐらいまでしか真似できないのが事実だからです。
Appleは新製品をどんどん進化させていっていますし、過去の商品のパチモンがでてきたとしてもその同じ土俵で闘うことはないからです。
もちろん、こいつが年間数億円の売り上げをあげてるなら話は別です。
特許権の訴訟のパタンは、その商品の販売の差し止めと、今まで得た利益の全額を権利者に支払うこと、につきます。
そんな喧嘩をするなら相手が儲けていないと意味がありません。
月間100万ぐらいの売上しかない相手と争っても、勝って数百万、騒いだ分の風評悪化を考えたら手を出さないのが一番賢いことになります。
まったく真似でなく、格安スマホとして発表したとしてそれがiPhone7の売上を脅かすようなら、Appleは難癖をつける手段を考えるでしょう。
だけど、全然真似でないならば、特許権や商標権での訴訟はむつかしい。
知財戦略なんていうつまらないことを考えているひまがあるなら、どういうものが市場に食い込めるかのマーケティングをするほうがましです。
チャンスなんて、誰にも等しくあるものでしょう。
もし訴えらえるようなことが発生したら、それだけ儲けて経済に食い込んでいるということですから、名誉じゃないですか。
だけど、UPQレベルのところを相手にして訴えるような会社はないと思いますね。
お礼
なるほど。 非常によくわかりました。 ありがとうございます! 勇気が出ました!