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彗星が来る頻度

名前がついている彗星っていくつぐらいあるのでしょうか。また、彗星って半年に一回ぐらいは地球の側に来ていますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1498/3648)
回答No.4

>名前がついている彗星っていくつぐらいあるのでしょうか。 ハレー彗星など太陽の周りを何回も公転しているのが観測され、番号が付けられた(番号登録された)周期彗星だけでも、現在1番のハレー彗星から336番のマックノート彗星まで336個あります。ただし、この中には細かな破片に分裂してもう観測できないものや、同じ人や機関が発見したため同一の名称(例えばリニア彗星やパンスターズ彗星)のものもあります。 これ以外の、放物線や双曲線(またはそれに近く極めて長い周期)の軌道で、「一期一会」というか一回こっきりの彗星が多数あります。(wikiに出ているのは有名なものだけです)最近の例でいえば、2014年の1年間に、新たに見つかった彗星の総数は82個あり、その中で新彗星の発見が62個、新たに登録番号が振られた周期彗星の検出(新発見を含む)が20個ありました。 >彗星って半年に一回ぐらいは地球の側に来ていますか? 「地球の側」を地球の比較的近くとすれば、半年に1回といわずもっとたくさんあります。 今年・2016年でいえば、252番のリニア彗星が3月21日ころ地球に0.036天文単位(約540万キロメートル)まで接近し、約4等級まで明るくなりました。 またカテリナ彗星(2013 US10)やパンスターズ彗星(2013 X1)も、それぞれ今年1月下旬と6月下旬に地球から0.73天文単位と0.64天文単位程度まで接近しました(します)。1天文単位は地球と太陽との平均距離ですので、今年1月からの半年余りに少なくとも3個の彗星が、地球と太陽との距離よりも地球に近いところまで来ているということになります。(暗いものまで含めればもっと多くなるでしょう) ただ、彗星にも大小の違いがありますので、地球に接近したからといって、すべてが明るく見えるわけではありません。(上記の3彗星は比較的明るい彗星ですが)

Aristarchus
質問者

お礼

ありがとうございます 知れば知るほど面白いですね。もっと学んでみようと思います

その他の回答 (4)

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1498/3648)
回答No.5

No.4です。少し補足します。 年ごとの新彗星の発見数を見ると、最近になるほど増加傾向にあります。 昔は、新彗星が見つかる度にアルファベット1文字の仮符号が付けられていました。太陽に極めて近づいたことで有名な「池谷・関彗星」は1965年9月19日(日本時間)に発見されましたが、「1965f」です。この年は10個の新彗星が発見され、1965j(クレモラ彗星)まででしたが、1年間の発見数は1970年代までは、少ない年で数個、多い年でも20個未満(例えば1978年:18個)で、アルファベット1文字でほぼ足りていました。 ところが、最近は60~80個など、比較にならないほど数が多くなっています。これはもちろん、彗星そのものの数が増えたのではなく、昔は発見されなかった暗く小さい彗星まで見つかるようになったためです。 この背景には、昔は熱心なアマチュアの眼視による捜索が中心だった新彗星の発見が、近年は公的な研究機関が行っている自動的・網羅的な捜索によるものが多くなったことが挙げられます。「リニア」や「パンスターズ」など同名の彗星がやたらに多くなってきているのはこのためです。 東京など都会地でも明瞭に肉眼で見えるほど明るくなる彗星が出現する頻度は、昔も今もあまり変わらず数年に1個程度だと思います。ただし小さな(口径3センチでも)双眼鏡が使えれば話は別で、東京でもほとんど毎年のように見ることができます。そしてその多くは太陽や地球に(他の彗星と比較すれば)接近した彗星です。

Aristarchus
質問者

お礼

ありがとうございます 高精度な望遠鏡で続々と発見しているのですかね。今後もどんどん増えそうですね(笑)

  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.3

例えば、今週北半球から観測できる(天文学的な意味での)明るい彗星はこんな感じ。  ※遠ざかっていっているものも含まれているので、ご質問の趣旨から少し外れますが、見えないだけでいっぱいあるんだなぁ、とイメージしていただければ。 http://www.aerith.net/comet/weekly/current-j.html 因みに、ステラナビゲータというソフトに登録されている彗星は全部で1344個でした:本日現在

Aristarchus
質問者

お礼

かっこいい名前の彗星が多いですね。1344ですかー、すごいなあ

  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.2

Wikipediaに載っているのは「著名なもの」だけですからね。 1年に80個ぐらい発見されているし…戻てくる彗星もそれぐらいあるし… 肉眼で分かるほど明るくなるものは流石に少ないですけれどね。 (今年の最新データが手元にないので大雑把な言い方でごめんなさい)

Aristarchus
質問者

お礼

ありがとうございます 年に80も追加もされているのですね。どんどん増えますね(笑)

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.1

 下記のURLのページに掲載されている情報に拠りますと、名前が付いている彗星の中で、周期彗星と呼ばれる太陽の周りを回っている彗星は343個、非周期彗星と呼ばれる太陽の周りを回っていない彗星は82個ある様です。 【参考URL】  周期彗星の一覧 - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%9C%9F%E5%BD%97%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7  非周期彗星の一覧 - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%91%A8%E6%9C%9F%E5%BD%97%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

Aristarchus
質問者

お礼

ありがとうございます 400以上もあるのですね! 驚きました

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