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再エネ導入に揚水発電は効果的なのに利用率は低い?
再エネ発電を制限する記事をよく目にします。まだ導入量は気候変動を抑制するにはとても低い と思っていますが、なぜ現在殆ど使われていない揚水発電をもっと使わないのか不思議に思います。原子力発電とセットで建設されたと聞いていますが今は稼働率が低く残念なことです。 そこで質問があります。 1.なぜ揚水発電を稼働させることを考えずに大型蓄電池開発を代替手段とするのでしょうか。 稼働率が低く全く無駄な設備のように感じます。 2.揚水発電は余力が十分あるのに、なぜ再エネ発電をいつでも停止できる条件で電力会社は 受け入れているのでしょうか。せっかくの再エネが無駄になります。 3.電力会社が再エネを敬遠しているように感じますが、品質、コストに加えて電力線が再エネ 用に作られていないからでしょうか。絶対電力量は上がらないのに分散型電源を流す配線に なっていないのでしょうか。理由がイマイチわかりません。 事情にお詳しい方の回答をお待ちします。
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- mpascal
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「電力会社は常に変動する電力需要に発電量を調整する必要があるが、揚水式発電所は短時間での起動停止が容易であり、負荷に対する追従性も高いため、調整用発電所としても利用される。」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E7%99%BA%E9%9B%BB
- mpascal
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>2.太陽光などの出力変動を吸収する。 特に大規模太陽光発電所の日照が急変することがあると思います。その出力変動を吸収する必要があります。 風力発電などでは発電所自体に蓄電池の設備を持っていて、それで吸収していると聞いています。
補足
私の質問は大規模な太陽光発電所の出力変動があっても揚水発電所を稼働させれば何も再エネを制限しなくても作ったものは全て一旦蓄積すればいいのではありませんかという質問です。 風力発電所も含めて揚水発電にどんどん溜め込めばいいのではないかという 質問です。なぜ風力発電所自体に蓄電池設置がいるのですか。起動用ならわかります。
- mpascal
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私の理解が間違えているかもしれませんが、揚水発電は、 1.原発の非常停止時に、火力発電所を立ち上げるまでの比較的短時間の電力を狂気有する。 2.太陽光などの出力変動を吸収する。 このために常時は半待機状態にしていると思っているのですが。
補足
あまりの速さにびっくりしました。ありがとうございます。 1.については停電防止とのことですね。設備コストは電気代を計算することに反映されていると思いますが、停電防止保証表料金という位置づけですね。無駄なお話ですがそういうことも考えられますね。それはどこかに開示されていますか。もしURL等あれば教えてください。 2.の回答はよくわかりません。太陽光の「出力変動」のために電力線の容量を大きくするということでしょうか。それともそもそも太陽パネルのところに電力線が来ていないということでしょうか。できれば再度の回答お願いします。
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補足
回答ありがとうございました。ご紹介いただいたURLに次の記述があります。 日本国内に40ヶ所以上、総出力2,600万kwと世界最大規模の施設がありながら、100%フル稼働で運転したと仮定した際の発電量と実発電量を比較したところ設備利用率がわずか3%で、2010年以降の利用率はほぼ横ばいのままほとんど変化していないことがわかった。この3%という値はアメリカやドイツの利用率10%と比較すると非常に低い値である。 これはあらかじめわかっていたのだと思います。それでも原発を導入するときには揚水発電は不可欠であったのでしょう。 水力であるため不可追随性が高いことはよく知られています。わからないのはご紹介記事に調整用として使うという事は書かれていますが再生可能エネルギーを平準化するという言葉がないということです。つまり変動する再エネを導入するには新たに別の電池が必要なのでしょうか。その理由がわからないのです。なぜ兼用できないかということです。