吸着におけるpH依存性の実験方法について
現在、固体サンプルを用いて、水中溶存フェノールの吸着を行っており、紫外可視分光光度計を用いて、吸光度を測定することによって、吸着評価を行っています。
吸着のpH依存性を検討することになり、サンプル溶液のpHをそれぞれ3~11に調整して、吸着実験を検討します。
その際に、検量線溶液をどのように調製すればいいのか分からず、困っています。
そこで、質問させていただきたいのですが、サンプル溶液のpHを変化させた場合、以下の(1)、(2)のどちらを検量線溶液として用いるべきなのでしょうか?また、(1)、(2)どちらも間違っているのでしょうか?
(1)検量線溶液のpHもそれぞれ3~11に調整する。
(2)検量線溶液にはpH調整溶液を加えずに、フェノール水溶液のみで検量線を作製する。
どなたかご教授お願いします。
補足
酢酸溶液に活性炭を入れる前の濃度(規定度:Co)と入れた後の濃度(C)から吸着量X=(Co-C)×50/100(mol)をもとめて、logCに対し、logXをプロットしたというやつで、それを活性炭を未処理と加熱処理の2つの場合で行いました。加熱処理によって吸着効果が未処理に比べてどう変化するのかという実験でした。プロットした結果加熱処理したほうが吸着量が大きいことがわかったけど、理由が分かりません。