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高1:中和滴定の実験

《実験内容の質問》 ●中和滴定の実験で、コニカルビーカーは よく洗ってあれば蒸留水で濡れていて 良いらしいですが、それはなぜですか? ●スターラーで資料溶液を あまり激しく撹拌してはいけないのはなぜですか? 撹拌とはまぜることですよね? 《中和の条件式について》 測定資料:酢酸水溶液の場合 C(資料溶液の濃度)×?(使用溶液の体積) =0.1×(滴下量の平均値) になりますが、使用溶液の体積とは何のことですか?

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noname#160321
noname#160321
回答No.2

>>●中和滴定の実験で、コニカルビーカーは よく洗ってあれば蒸留水で濡れていて 良いらしいですが、それはなぜですか? #1のお答えで十分なのですが、一応付け足しに。 水の解離は[H+][OH-]=10^(-14)であることを習ったと思います。蒸留水中のH+の濃度([H+]、単位はmol/リットル)は陽電荷と陰電荷が釣り合っていますので、およそ10^(-7){つまりpH=7}。酸塩基滴定は通常、酸をアルカリで滴定します(フェノールフタレインの赤紫色を見るでしょう)ので、滴定する溶液中の水素イオンの濃度は10^(-7)に比べ非常に大きいため、無視することができます。滴定のような容量分析の有効数字は4桁がせいぜいです。これはもっぱら温度による装置と溶液の膨張の影響です。ですので重量を用いる分析では7桁や8桁の有効数字が得られます。 >>●スターラーで資料溶液を あまり激しく撹拌してはいけないのはなぜですか? 撹拌とはまぜることですよね? 上に書きました滴定の「方法」と関連がありますが、中和点付近ではごく少量の酸や塩基(アルカリ)の量が大きなpH変化をもたらします。指示薬はそれを利用しているのです。このため、ごく薄く着色した溶液を振りすぎると空気中の二酸化炭素で着色が消えることがあります。コニカルビーカーを利用するのは実験者の息がかかりにくくする理由もあるのです。 >>C(資料溶液の濃度)×?(使用溶液の体積) =0.1×(滴下量の平均値) 今回は0.1モル/リットルのアルカリ溶液を使ったようですが、この0.1のところはビュレットに入れて滴定に用いた溶液の濃度が入ります。正確な測定のためには使用前に毎回固体の酸を用いて滴定に用いた溶液の濃度を検定します。 >>使用溶液の体積とは何のことですか? この体積はホールピペットを用いて正確にはかり取っているはずです、実験の手順を思い出してください。^^)v

noname#133661
質問者

お礼

ありがとうございました^^ ホールピペットではかったやつだったんですね。

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その他の回答 (1)

  • satioku
  • ベストアンサー率22% (13/57)
回答No.1

まずビーカーが濡れていて良い理由は、コニカルビーカーに移したあと、、中和反応を起こす酸の量(数)が問題になるわけで、蒸留水が残っていて厳密には濃度に影響があったとしても、問題の酸のイオンの数は変わりませんよね(蒸留水ならほかの物質が混じることはありませんしね)。 また、激しく攪拌しないのは、溶液がビーカーから飛び散らないように程度のことだと思いますよ…。 使用溶液の体積は測定資料である酢酸水溶液の体積ですよ。モル濃度×体積で、その体積内に何モル解けているのかわかりますからね。それと同量の塩基イオンがあれば中和完了というわけです。

noname#133661
質問者

お礼

回答ありがとうございました^^

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