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通貨発行について

現在では通貨発行は政府が国債を発行して、日銀が同額の日本円を発行して、政府が日本円を日銀から借りて、政府が予算執行をするのが一般的です。つまり日本国債を担保に日本円を発行していることになります。 しかし赤字国債は1965年度の補正予算で戦後初めて発行され、建設国債は1966年に初めて発行されたとあります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/赤字国債 https://ja.wikipedia.org/wiki/建設国債 国債を発行する前は一体何を担保に日本円を発行したんでしょうか? もしかして国債を一切発行せずに日本円を発行することができるんでしょうか?

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回答No.14

 あなたのお考えは、解りました。 銀行、日銀、通貨発行権この辺りは、解りにくくなっていますから。 特に、『例えば、現在の日本での法定準備率は1%程度ですから、銀行Aに100億円の預金があると仮定すると貸し出し余力は99億円です。 この状態で企業Bが90億円の融資を受けたとします。 これで銀行Aの貸し出し余力9億円になります。 このままなら問題はないのですが、この状態で翌日企業Bが50億円を銀行Aから引き出そうとしたら銀行Aは破綻してしまいます。 』ですか。  私も、政治・経済を学び始めたころは、そう考えましたが、 BIS 規制を理解してからは、違いました。 この状態で、企業Bが90億円の融資を受けたとします。 銀行は、この融資を、小切手帳 (貸し出し限度額の記載された) で、融資します。 現金は、銀行に残ります。 一方、企業Bは、支払いを小切手で行います。 支払いで企業Bの小切手を売れ取った人は、自分の口座のある銀行Fに、その小切手を持ち込み、現金に換えるか預金にしておきます。 銀行Fは、その小切手を、民間銀行連の作ったコール市場に持込み、全ての民間銀行達は、小切手を相殺します、相殺出来なかった額は、日銀に一晩限りの借金をします、オーバーナイトローン金利で借ります。 この金利が、公定歩合です。日銀が民間銀行に貸し出すときの金利です。 まあ、じつくり、次の本を読んだ後で、質問して下さい。 今回は、これで、お別れです。 「詳解 バーゼルIIIによる 新国際金融規制」みずほ証券バーゼルIII研究会編、中央経済社発行。 特に、銀行の自己資本率と総貸出額を。 「貨幣・信用・証券の系譜  金融の世界史」国際銀行史研究会 (編)  悠書館発行。 特に、産業革命時の、銀行の貸し出しについて。 を読んで下さい。

clothword
質問者

お礼

回答ありがとうございます。小切手の件はなんとなく分かる気がします。非常に勉強になりました。

その他の回答 (13)

  • Broner
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回答No.13

 あなたの補助の項には、不足なところがあります。 「詳解 バーゼルIIIによる 新国際金融規制」みずほ証券バーゼルIII研究会編、中央経済社発行と、「金融の世界史」を読んで下さい。 経済の仕組みは、実に複雑なのです。 1. 『私はBIS規制は不要だと思います。 各国によって経済事情は異なりますし、金融機関によって貸し出し余力、融資先の資金事情も全く異なるからです。 こういったものを国際統一基準でひとくくりで考えるのはいくらなんでも乱暴だと思いますし、現実の事情に応じた動きが取れなくなるので、邪魔にしかならないと思います。』について  世界の民間銀行(以下銀行)は、時々政府の機関なのではと間違えますが、利潤を追求する 株式会社で大株主の物なのです。 ですから、競争のルールが必要なのです。 各国によって経済事情は異なりますは、国力による違いは、信用度の違いで、為替相場、公定歩合、マネーサプライ量で対応しています。  国に信用が無ければ、投資資本が不足します。貧困に苦しむことになります。 金融機関によって貸し出し余力は、銀行の自己資本の大きさで評価されます。 融資先の資金事情も全く異なるは、貸し出しリスクの重みで評価されます。 2. 『さらに通貨発行権については、あくまで国家主権であり、国は個人のように寿命がないため、永続性があると考えます。この前提に立つと、国家主権である通発行権と徴税権が、土地や金のように普遍的な資産による借金の担保と同一のものになっていると考えられると思います。』について 通貨発行権については、まさかですが、国家主権ではありません。 このサイトで、「 政府に通貨発行権を持たせるには?」の議論をされています。 先人たちの議論を見て下さい。 株式会社の日本銀行 (以下日銀 ) が、通貨発行権を持っています。 一万円札は、日本銀行発行と記載されています、硬貨もお札も日本銀行発行なのです。 日本政府は、全体の株の 51% を持って、経営権を持っていますが、残りの株は銀行、個人の所有です。 だから、政府から買った国債の金利は、49% は、銀行、個人のものとなります。 結果、日本銀行が発行した日本銀行券でしか、日本政府と地方公共団体の税金は払えないと言うおかしな規則になっているのです。 もう一度、だから、このサイトで、「 政府に通貨発行権を持たせるには?」の議論をされています。 3. 『実際この通貨発行権によって、銀行が銀行強盗などの被害にあっても、預金者の預金は保護されていますし。』について 政府は、預金者の預金の保護はしません。 銀行は、預金保険機構に保険金を払って、保証を受けます。 4. 『 「通貨発行権による通貨発行」は国家主権なので政府固有の権利であるが、信用創造(貨幣創造)は貸し出しと同時に、借り手の銀行口座に同額の預金が作られることで新しいお金が作られることですので、「貨幣創造による通貨発行」は中央銀行と市中銀行など預金口座を有する金融機関のみの権利になるということだと思います。』について 落ち着いてください、あなたは、混雑している。 銀行は、はじめに受け入れた預金 (本源的預金) の一部を支払準備金 (預金の取り付け騒ぎに備えるために日銀に預金) として預金準備率 0.01% 日銀に預金する。 銀行の信用の創造 (預金創造) は、その残り金 99.99% を企業や個人の住宅ローンに貸し出します。 企業や個人の住宅ローンに貸し出されて金は、どこかの銀行に預金されます。 その銀行は、預金準備率の分は日銀に、残りは企業や個人の住宅ローンに貸し出します。 銀行がこの貸し出しを繰り返すことによって、本源的預金の何倍もの預金通貨を新たに作り出すことを言います。 バーゼル規制の自己資本量は、銀行の持つ資産、現金、株により集めた資金の総額です。 その総額の 12.5 倍、小切手で貸し出しできるのです。 銀行協会は、原資に基づいた貸し出しでは、年 15% 程度の金利を取らないと、営業出来ない、あれは、産業革命の時だった、資金需要が追いつかず、協定して、原資の無い貸し出しを認めたんだ。 それにより、産業革命は成功し、人類は豊かになったんだと。

clothword
質問者

お礼

ちょっと書き忘れた点があったので追記します。 「銀行の信用の創造 (預金創造) について」 銀行の信用の創造 (預金創造) が貸し出しを繰り返すことによって起きているのだと考えると、銀行が貸出すると、銀行からは実際に預金が流出していくことになり、手元資金が貸し出し上限になるサラ金と同じになってしまいますよ。 例えば、現在の日本での法定準備率は1%程度ですから、銀行Aに100億円の預金があると仮定すると貸し出し余力は99億円です。この状態で企業Bが90億円の融資を受けたとします。これで銀行Aの貸し出し余力は9億円になります。このままなら問題はないのですが、この状態で翌日企業Bが50億円を銀行Aから引き出そうとしたら銀行Aは破綻してしまいます。 しかし実際にはこんなことは起きていません。つまり信用創造の説明に良く用いられる「市中銀行に本源的預金があって、市中銀行はそのうち預金準備率とよばれる部分を除き、貸出に当てるために信用創造される」というのは間違いであり、市中銀行の貨幣創造とは要するに、借入に対して単に預金の数字を書き込んで辻褄を合わせているだけです。 以上の点から私はイングランド銀行貨幣創造の説明が正しいと考えます。 これなら確かに他人の預金口座から残高を減らすことなく、お金が増えると思います。 Money creation in the moderneconomy http://www.bankofengland.co.uk/publications/Documents/quarterlybulletin/2014/qb14q1prereleasemoneycreation.pdf In the modern economy, most money takes the form of bank deposits. But how those bank deposits are created is often misunderstood: the principal way is through commercial banks making loans. Whenever a bank makes a loan, it simultaneously creates a matching deposit in the borrower’s bank account, thereby creating new money. 現代の経済では、ほとんどのお金は銀行預金になっています。 しかし、これらの銀行預金がどのように作られているのかしばしば誤解されています。 主な方法は、市中銀行を通じた貸し出しです。銀行が貸し出しをすると同時に借り手の銀行口座に同額の預金が作られます、こうして新たなお金が作られるのです。

clothword
質問者

補足

「世界の民間銀行(以下銀行)は、時々政府の機関なのではと間違えますが、利潤を追求する株式会社で大株主の物なのです。ですから、競争のルールが必要なのです。」 この点ついてですが、世界の民間銀行と言っても、自国通貨を発行してそれを使って生活している以上、内需を膨らませれば、国内の競争が優先されると思います。これがBIS規制によって萎縮されていると考えています。市中銀行の貨幣創造とは要するに、借入に対して単に預金の数字を書き込んで辻褄を合わせているだけです。 「各国によって経済事情は異なりますは、国力による違いは、信用度の違いで、為替相場、公定歩合、マネーサプライ量で対応しています。  国に信用が無ければ、投資資本が不足します。貧困に苦しむことになります。」 この点についてですが、日本は通貨発行権と徴税権があるおかげで、確固たる国の信用が存在し、金融政策と財政政策の自由があるのですから、インフレになったりデフレになったり、円相場で円高円安になっても、国債価格と国債金利が上下しても、これは単に経済状況によって、国の信用(通貨価値と言っても良いでしょう)が変動しているだけであり、国の信用(通貨価値)そのものがなくなることはないと考えます。故に投資資本が不足して貧困に苦しむかどうかは政府の政策しだいです。 しかしEUのように国家統合して、通貨発行権を放棄すれば、日本は地方自治体と同じ扱いになって、外貨建て債務で財政破綻するリスクが出来ますが。 「通貨発行権については、まさかですが、国家主権ではありません。 このサイトで、「 政府に通貨発行権を持たせるには?」の議論をされています。」 確かに通貨発行自体は日銀の権利となっていますが、私は日銀にしても政府の一機関であり、政府から通貨発行権を委託されれいるだけだと考えています。 なぜこんなことをするのかと言えば、単に政治家が信用されていないからです。政治家に任せると、自分の選挙対策のために際限なく通貨を発行してしまうからです。或いは戦費をまかなうためにも利用されるでしょう。こんなことをされては経済が安定しないでしょうね。 こういったことを防ぐために、日銀に通貨発行を委託して「日銀の独立性」を高めるためたんですね。しかし政府には国債の発行権がありますし、硬貨も日本政府が発行しています。(硬貨には日本国と刻印されています)これは紙幣の形を変えただけの通貨と言えるでしょう。 「通貨発行権を政府に戻す議論について」 日銀総裁の任命権と罷免権が政府にない点も多いに問題だと思いますが、これより問題なのは、政府が予算不足に陥った場合に国債を発行しなければならない点でしょう。こんな面倒な手続きはすっ飛ばして、日本円を刷っても良いと思います。結局予算執行に使うのは、日本円ですからね。このために財政法第4条を改正すべきだと考えます。こうすれば国債や税金が政府の財源などと言う馬鹿げた認識はなくなります。 「政府は、預金者の預金の保護はしません。銀行は、預金保険機構に保険金を払って、保証を受けます。」 預金保険機構は、世界恐慌の反省からアメリカで設立された連邦預金保険公社(FDIC)をモデルに設立されたそうですが、これだと預金保険機構の資金の上限が保証金額の上限になるんじゃないですか?だから保護される額に1000万円の上限が出来てしまうのではないですか?政府には通貨発行権があるのに国民の預金が保護されるのは1000万円までだなんて、こんな理不尽な事はないですよ。銀行が破綻して預金まで減らされたら、それだけ国民の生活が困窮することになります。これではまるで悪循環じゃないですか。護送船団方式を採用している方が、マクロ経済的には良いんじゃないですかね? 「銀行の信用の創造 (預金創造) について」 銀行の信用の創造 (預金創造) が貸し出しを繰り返すことによって起きているのだと考えると、銀行が貸出すると、銀行からは実際に預金が流出していくことになり、手元資金が貸し出し上限になるサラ金と同じになってしまいますよ。 例えば、現在の日本での法定準備率は1%程度ですから、銀行Aに100億円の預金があると仮定すると貸し出し余力は99億円です。この状態で企業Bが90億円の融資を受けたとします。これで銀行Aの貸し出し余力9億円になります。このままなら問題はないのですが、この状態で翌日企業Bが50億円を銀行Aから引き出そうとしたら銀行Aは破綻してしまいます。

  • okhenta
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回答No.12

YouTubeで 通貨発行権とか 信用創造など で検索すれば面白い動画が沢山有りますよ

  • okhenta
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回答No.11

でも 貨幣=信用 見たいな物ですからね

clothword
質問者

補足

そう考えて間違いないようです。信用創造といわれているのでてっきり、Credit creationだと思っていたんですが、原義ではMoney creationのようです。イングランド銀行が貨幣創造を解説していました。 これなら確かに他人の預金口座から残高を減らすことなく、お金が増えると思います。 Money creation in the moderneconomy http://www.bankofengland.co.uk/publications/Documents/quarterlybulletin/2014/qb14q1prereleasemoneycreation.pdf In the modern economy, most money takes the form of bank deposits. But how those bank deposits are created is often misunderstood: the principal way is through commercial banks making loans. Whenever a bank makes a loan, it simultaneously creates a matching deposit in the borrower’s bank account, thereby creating new money. 現代の経済では、ほとんどのお金は銀行預金になっています。 しかし、これらの銀行預金がどのように作られているのかしばしば誤解されています。 主な方法は、市中銀行を通じた貸し出しです。銀行が貸し出しをすると同時に借り手の銀行口座に同額の預金が作られます、こうして新たなお金が作られるのです。

  • Broner
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回答No.10

 お礼を頂きまして、ありがとう。 その中で、少し気になりましたので、 『インフレ率に最も強い影響力を有している通貨発行権と徴税権が、通貨や国債の信用の担保になっていると考えて良さそうですね。』  それは、大分不足な言葉です。 インフレ率に大きな影響を及ぼすのは、民間銀行が、企業に融資する時の小切手や手形の方なのです。 民間銀行の総貸出額は、国際決済銀行(Bank for International Settlements) の BIS 規制によって、民間銀行同士が、公平な競争ができるようにしてあるのです。 昔は、民間銀行は、規制無しで、どんどん小切手で、現金は必要なしに貸していましたが、規制されることになったのです。 だから、小切手も手形も、通貨なのです。コール市場で銀行間で相殺されます。 この小切手の発行量も馬鹿にならないのです。 そういう意味で、民間銀行は、通貨発行権を持っていると言っても、過言ではないと思います。 BIS 規制は、民間銀行の総貸出額は、自己資本の12.5倍 (自己資本率が8 %だから) としてあります。 また、総貸出額は、リスクの重みで評価されていますから、実質はこれ以上です。 詳しくは、「詳解 バーゼルIIIによる 新国際金融規制」みずほ証券バーゼルIII研究会編、中央経済社発行 を読んで下さい。 経済の仕組みは、実に複雑なのです。 おまけに、「金融の世界史」も読まれたら解りますよ。 このサイトで、「 政府に通貨発行権を持たせるには?」の議論をされています。 参考にしてください、勉強になります。

clothword
質問者

補足

ありがとうございます。私はBIS規制は不要だと思います。各国によって経済事情は異なりますし、金融機関によって貸し出し余力、融資先の資金事情も全く異なるからです。こういったものを国際統一基準でひとくくりで考えるのはいくらなんでも乱暴だと思いますし、現実の事情に応じた動きが取れなくなるので、邪魔にしかならないと思います。 さらに通貨発行権については、あくまで国家主権であり、国は個人のように寿命がないため、永続性があると考えます。この前提に立つと、国家主権である通発行権と徴税権が、土地や金のように普遍的な資産による借金の担保と同一のものになっていると考えられると思います。 実際この通貨発行権によって、銀行が銀行強盗などの被害にあっても、預金者の預金は保護されていますし。 まとめると、「通貨発行権による通貨発行」は国家主権なので政府固有の権利であるが、信用創造(貨幣創造)は貸し出しと同時に、借り手の銀行口座に同額の預金が作られることで新しいお金が作られることですので、「貨幣創造による通貨発行」は中央銀行と市中銀行など預金口座を有する金融機関のみの権利になるということだと思います。 サラ金は銀行と違って顧客のための預金口座を開けないので、手元の資金が貸し出し上限になります。そのため貨幣創造ではなく「又貸し」ですね。

  • okhenta
  • ベストアンサー率10% (82/773)
回答No.9

その通り 信用創造ですよ んで土地バブルが起きたんですよ 例えば 今では1億の価値しか無い土地が当時は10億の値が付いてたから その10億の土地を担保に 土地の持ち主は銀行から10億円の融資を受ける そしてバブル弾けて10億のはずの土地が1億円に戻り 9億円が焦げ付いた それが銀行の不良債権

clothword
質問者

お礼

検証が求められている記事ではちょっと不安だったので、Money creationで検索したところ、イングランド銀行が貨幣創造を解説していました。 これなら確かに他人の預金口座から残高を減らすことなく、お金が増えると思います。 Money creation in the moderneconomy http://www.bankofengland.co.uk/publications/Documents/quarterlybulletin/2014/qb14q1prereleasemoneycreation.pdf In the modern economy, most money takes the form of bank deposits. But how those bank deposits are created is often misunderstood: the principal way is through commercial banks making loans. Whenever a bank makes a loan, it simultaneously creates a matching deposit in the borrower’s bank account, thereby creating new money. 現代の経済では、ほとんどのお金は銀行預金になっています。 しかし、これらの銀行預金がどのように作られているのかしばしば誤解されています。 主な方法は、市中銀行を通じた貸し出しです。銀行が貸し出しをすると同時に借り手の銀行口座に同額の預金が作られます、こうして新たなお金が作られるのです。

clothword
質問者

補足

あれ?でもたしかに土地を担保に融資を受けて、新しい通貨を貰うわけですから、信用創造の過程で民間銀行による通貨発行が起きていることになりませんか? 英語版のWikipediaだと信用創造は Credit creationではなく、Money creationになっていますよ。これでは貨幣創造と言うべきではないですか? https://en.wikipedia.org/wiki/Money_creation

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.8

>では信任とは何ですか?あれから色々調べましたが、通貨発行権と徴税権の組み合わせによって通貨と国債の信任が担保されているんじゃないですか? ノー。通貨発行は日銀の権限、国債発行は政府の権限。これは名目上はっきり独立したもの。 日銀の信任とは、日銀の信用ということ。すなわち、むやみやたらに通貨を発行したりせず通貨をあるインフレ率内に安定させるであろうという信用がある、ということ。 >あと細かい点を上げれば、国債発行の原資は日銀の通貨発行であり、通貨発行の原資は日本国民全体の生産力です。貨幣が増えればインフレになり、貨幣が減ればデフレになりますから、通貨発行の原資は物価であるとも言えます。そして、そのことによって、国債発行の原資は物価であると言い換えることも出来ます。 ノー。だって、国債発行なしに日銀は通貨発行していたことがあったのだから、あなたの言うことは事実と矛盾している。 >しかしもっと強力な国家主権である、通貨発行権と徴税権があるから現金通貨の増減によるインフレ率の制御や国債の金利の制御が可能になるんじゃないですかね? 通貨発行は日銀の権限、国債発行は政府の権限。これは名目上はっきり独立したもの。日銀は現在のところ、国債を買うことでインフレ率を制御しようとしている。これを量的緩和というが、これは非常事態ともいえる行動であり、量的緩和をしていない時期のほうが歴史的にずっと長い。 これで私の回答は最後にする。

clothword
質問者

お礼

ちょっと訂正 日銀に物品取引需要、サービス取引需要、労働需要、資金需要は作り出せません。これができるのは財政権を持った政府だけです。日銀が作り出せるのは投機需要で、満たせるのは資金需要だけですね。念のため言っておきますが、需要を作るのと需要を満たすのでは全く性質が異なります。 実体経済で物品取引需要、サービス取引需要、労働需要、資金需要がないところに、お金だけ渡されても使用目的がないので、手段に過ぎないお金が実体経済では使用されず、結局死蔵預金を増やして政府保証の金利が得られる国債の需要を煽っただけ。

clothword
質問者

補足

>ノー。通貨発行は日銀の権限、国債発行は政府の権限。これは名目上はっきり独立したもの。 名目上の話では意味がないです。実際はどうなんですか?私は日銀は通貨発行権を政府から委託されているだけであり、日銀も一政府機関に過ぎないと考えています。 >日銀の信任とは、日銀の信用ということ。すなわち、むやみやたらに通貨を発行したりせず通貨をあるインフレ率内に安定させるであろうという信用がある、ということ。 これってつまり物価が信任の担保になってるってことじゃないですか?物価は供給能力が担保しているし、間違ってないと思いますよ。国債と貨幣の違いは金利が付くかしかないですからね。 >ノー。だって、国債発行なしに日銀は通貨発行していたことがあったのだから、あなたの言うことは事実と矛盾している。 事実と矛盾してると言いますが、あなたは日銀の信任が担保になっていると言っているだけで、全く説明になっていません。 これでは子供に太陽はどうして明るいのかと質問されて、説明できない親と一緒です。だから私は国家主権の通貨発行権と徴税権に裏付けられていると言ったのです。供給能力任せだと、あくまで市場任せなのでインフレ率に対する影響力は政府より弱いでしょう。 通貨発行権と徴税権の方がインフレ率に対して遥かに巨力な影響力を持っていますからね。これは簡単に言えば、政府が強制的に国民を金持ちにすることも出来るし、貧乏にすることも出来るということです。 >日銀は現在のところ、国債を買うことでインフレ率を制御しようとしている。これを量的緩和というが、これは非常事態ともいえる行動であり、量的緩和をしていない時期のほうが歴史的にずっと長い。 日銀の市中国債の買い入れは買いオペと言って、日銀の通常業務範囲です。規模が大きいから問題なんですよ。それに日銀が物価目標を達成できない理由として、需要不足と供給過剰が同時に起きてるせいで価格が下落している原油価格を上げている時点で、日銀には物価を上昇させることなど不可能だと考えるべきでしょう。日銀に物品取引需要、サービス取引需要は作り出せません。これができるのは財政権を持った政府だけです。 実体経済で物品取引需要、サービス取引需要がないところに、お金だけ渡されても使用目的がないので、手段に過ぎないお金が実体経済では使用されず、結局死蔵預金を増やして政府保証の金利が得られる国債の需要を煽っただけ。 資金調達コストが下がったことで得したのは、金融市場だけで、満たしたのは投機需要だけだったという話じゃないですか。今ではもうそれすらかなり危うい状況ですよ。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2126/7992)
回答No.7

 違法なのは赤字国債で、それ以外の国債は違法性はありません。国が国債を発行するのは認められていますし、戦時中までは大量の戦時国債が発行されて、敗戦後は暴落を起こしています。  戦後、国債発行額を制限していたのが、国の予算不足で赤字国債を、公共事業投資の為に建設国債を乱発するようになり、負債が膨らんで現在の財政危機を招いているわけで、戦前、戦時中、戦後と、政府の借金体質が続いているのが原因です。  すでに、国債暴落と預金封鎖をおこなった時期を超える負債を抱えているのが実情で、よほどの大改革をやらない限りは財政破綻が避けられない情勢です。

clothword
質問者

補足

敗戦後に国債が暴落したのは、生産設備が破壊されたことによって供給能力が著しく減少し、需要に答えられなくなってインフレ率が跳ね上がったためではないでしょうか?現在日本は供給能力が非常に多いので、国債暴落の可能性は無視していいでしょう。 それにお金は借金として生まれますから、借金がないとお金が存在しないことになってしまいます。ですからむしろ政府債務はどんどん増えてくれないと困ります。日本には通貨発行権があり、日本の借金は全て自国通貨建てですから、国債の償還期限が近づいてきたら借り換えすればいいだけです。 通発行権があるので日本が財政破綻する可能性はゼロです。 インフレ率が心配なら徴税権を行使して強制的に市中からお金を回収すれば、国民が使えるお金が減るので、インフレ率が下がっていきますよ。

  • Broner
  • ベストアンサー率23% (129/554)
回答No.6

 あなたは、頭の良い人ですね。ご自分で考えて、理解している。 『現在では、通貨発行は政府が国債を発行して、日銀が同額の日本円を発行して、政府が日本円を日銀から借りて、政府が予算執行をするのが一般的です。 つまり、日本国債を担保に、日本円を発行していることになります。 国債を発行する前は、一体何を担保に、日本円を発行したんでしょうか? もしかして、国債を一切発行せずに、日本円を発行することができるんでしょうか?』 ですか。  日銀が、日本政府の発行する国債が市場で売れ残ったら全て買い取り、国債の金利上昇を止める政策をしたのは、最近の黒田総裁が初めてで、中央銀行として、やっちゃいけないことをやったんです。 それを、黒田総裁は、異次元の政策とか言っています。  さて、通貨の歴史は、物々交換から始まり、次第にみんなが欲しがり、長持ちする物を、通貨みたいに使いました。 魚や野菜は腐り値打ちがりますから、米とか麦とかになり、何年でも値打ちが下がらないもの、初めは、金属の銅、次に鉄、最後に錆びない金になりました。 ずっと、通貨は金が主流で、金貨、小判が、使われていました。 今でも、主流ではないけど、カナダや南アフリカでは、金貨を発行し、マニアが買っています、勿論額面の金額で流通できます。 最近まで、兌換紙幣で使われていましたが、米のニクソン大統領の時に終わりました。 兌換紙幣でなくなった時に、何故、紙幣が通用するのか、担保は何か ? これが、ご質問ですね。 回答は、その通貨で、税金が支払えると言うことです。。 ただそれだけですが、税金は、国民全員が支払いますから、消費税もあり、通貨となれるのです。

clothword
質問者

お礼

回答ありがとうございます。政府が徴税権を行使すれば、国民は強制的にその国の通貨(借金)を政府に返さないといけないですからね。 インフレ率に最も強い影響力を有している通貨発行権と徴税権が、通貨や国債の信用の担保になっていると考えて良さそうですね。

  • E-1078
  • ベストアンサー率21% (11/52)
回答No.5

金本位制の時代はゴールドと通貨を等価と設定して通貨を発行していました。 世界経済の中心であるアメリカ政府は表向きゴールドと通貨を等価としていましたが、実は裏で保有するゴールド以上の通貨を発行していました。この陰謀が世界各国にバレ始めるとドル紙幣を売ってゴールドに交換する動きが強まりました。破綻を懸念したアメリカはドルとゴールドの交換を停止し、管理通貨制度へと制度を改変させました。 世界経済の中心であるアメリカが管理通貨制度へ変貌したことで、各国々も損失を回避するため次々に管理通貨制度へ移行する事態となりました(そうしないと損をするため)。

clothword
質問者

お礼

金本位制と管理通貨制度の詳しい説明ありがとうございます。

  • okhenta
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回答No.4

何を担保か 1番代表的物 と言うかほぼ全て 土地

clothword
質問者

補足

土地が通貨発行の担保になっているとは考えたことがありませんでした。これまでの回答を総合して考えると、土地が普遍的な資産だからですね。 しかし、土地を担保にお金を借りることはありますが、これだと信用創造じゃないでしょうか?

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