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トランスについて詳しい方お願いします
- トランスの1次側端子と2次側端子をショートする事の危険性や起こる現象など、できるだけ詳しく教えて下さい。
- テスターで1次側端子と2次側端子をショートする事に問題はあるのでしょうか?
- テスターの内部抵抗は1Mなので両端子間の電位差が160V一定であれば0.16ma流れる事になると思うんですが、1次、2次とも交流が流れてるわけで電位差は刻一刻と変化してますよね?
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テスターの電圧レンジで接続することをショートとは言いません。 トランスの1次側端子と2次側端子のどれか一か所同士であれば接続してもかまいません。 1次側の240Vと2次側の0Vを接続すると1次側の0Vと2次側の460Vの間に700Vの電圧が発生します。 1次側の220Vと2次側の460Vを接続すると1次側の0Vと2次側の0Vの間に240Vの電圧が発生します。 テスターの電圧レンジで160Vが測定できたのは、1次側巻き線と2次側巻き線の間に浮遊容量が存在しその容量を通して電流が流れるからです。
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- fujiyama32
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説明図を書きましたので貼り付けます。 下の説明と合わせて参考にすると良いでしょう。 トランスの構造は鉄芯に1次側巻線と2次側巻線が密接して巻いてあ ります。 このため、1次側巻線部分と2次側巻線部分との間に「浮遊容量」と 称する微小の「コンデンサー成分」が並列接続状態にあると考えら れます。 この並列接続状態の「コンデンサー成分」を示した図が<図1>で す。 このトランスの1次側巻線の220V端子と2次側巻線の0V端子をテスター 棒により電圧を測定した接続図が<図2>です。 <図2>で「コンデンサー成分」は、1次側巻線部分と2次側巻線部分 との間に並列に接続された多数の浮遊容量であるコンデンサーを一つ のコンデンサーがあるとして考え、1次側 0V端子と 2次側 0V端子と の間にあると想定して図を作成してあります。 この<図2>の測定方法から一般的な接続図として書き直してものが <図3>です。 <図3>では電圧 AC220Vはテスターの内部インピーダンス(1MΩ)と 浮遊容量であるコンデンサーのインピーダンスに加わっていると考 えます。 更にテスターの内部インピーダンスに加わっている電圧をVz、コン デンサーのインピーダンスに加わっている電圧をVcとします。 これらのことから電圧 AC220Vは[Vz]と[Vc]にて分圧(*)されている と考えます。 この分圧された状態から Vzの電圧が、たまたまAC160Vの測定値に なったと考えられます。 浮遊容量であるコンデンサーの容量は微小ですので、インピーダンス はかなり大きな値になりますが、テスターの内部インピーダンスも 大きな値を示して、AC160Vになっていますが、使用した測定器をアナ ログ(指針)型のテスターは内部インピーダンスが数kΩであるため アナログテスターを使用して同じ箇所を測定しますと、もっと低い電 圧が観測されると考えられます。 (*):テスターの内部回路構成による位相と浮遊容量であるコンデンサー の位相を考慮して分圧する電圧の大きさを検討する必要があります。 <ショートについて> ショートとは「短絡」ことを言いますので、今回の内容では使用し ません。 今回では、「○○端子に接触させる」とか 「○○端子と□□端子間を測定する」とか表現します。 <図の書き方> 接続図の書き方は「電気用図記号」の名称によりJIS規格が決まって いますので、これからも電気を勉強するなら、JIS規格(JIS C0617) を知っておくと良いでしょう。 エネルギーの流れを左側から右に移動していくものとして表します。 ・左側を入力側(1次側)とします。 ・右側を出力側(2次側)とします。 更に、接続図を続けて描く場合、右方向に書いていきますが、書き きれなくなりますと下へ向かって続けて書いていきます。 なお、このJIS規格は国際規格(IEC規格)に準じています。
お礼
図で詳しい解説どうもありがとうございました。 ですが、回答No.1,2の方もみんな答えが違う感じなのでどれが正しいのか混乱しています。回答2の >1次側の240Vと2次側の0Vを接続すると1次側の0Vと2次側の460Vの間に>700Vの電圧が発生します。 これは1次側の0V端子がマイナス状態であるとき(1次側の240V端子を基準に考えるとマイナス240Vであるとき)同じく2次側の0V端子もマイナス(460V端子に対して)なので、1次側のプラス側電圧240Vに2次側のプラス側電圧460Vを加えた700Vが観測されるという事ですよね。 (位相が変化したときは、今度は0V端子が1次、2次の最大電圧端子に対してその最大電圧(絶対値)プラス側になる。テスターで測るのは実効値だから逆位相同士共通の実効値が表示される) で、回答3についてですが1次と2次は絶縁されてるので1次の0V端子と2次の0V端子は全く同じ電位ではありませんよね。(1次、2次の0V端子同士を接続させると同電位になると思いますが)それで1次の220V端子と2次の0V端子をテスターで接続するとテスターに両端子間電位差であろう220Vがかかるものなんでしょうか?220Vかかるとしてそれが図3の等価回路図のようにテスター内部抵抗と浮遊容量インピーダンスの直列で分圧されるというのが疑問なんですが、並列ではないんですか?でも並列であればテスター内部抵抗と浮遊容量インピーダンス両方に同電圧がかかるから、要するに1次側220V端子と2次側0V端子間電位差がそのままテスター内部抵抗にかかるということでその電位差が160Vだという事になると思うんですが、直列分圧で間違いないのでしょうか? 長くなりましたが最後に、この1次端子と2次端子1点同士を接続させる事で、電流が流入するとか何か問題点はあるのでしょうか?
補足
図2でよく考えると直列ですね。すみません。
- shintaro-2
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>1次側の220V端子と図のトランス2次側の0V端子をデジタルテスターの交流電圧レンジでショートしました。その時の電圧値は160Vくらいだったと思います。 そのようなことを、電気系の人はショートとは呼びません。 >テスターで1次側端子と2次側端子をショートする事に問題はあるのでしょうか? ショート(短絡、0オームで接続)することはまずいのですが、 測定器で大きな電流が流れないように接続することは、さほど問題はありません。 測定場所や測定器によっては、意図せず保護回路が動作する場合があります。
お礼
言いやすさのため、ショートと書きました。本当のショートは0オーム接続ですね。やはり、低抵抗接続はマズいんですね。具体的にはどのような現象が起こるんでしょうか?
補足
言いやすさのため、ショートと書きました。本当のショートは0オーム接続ですね。やはり、低抵抗接続はマズいんですね。具体的にはどのような現象が起こるんでしょうか?
お礼
詳しくどうもありがとうございます。1か所同士なら接続抵抗0Ωでショートしても、 コイルの直列接続と同じになるって事でしょうか?