まだ、発見されたのではなく、「発見したという論文が今書かれているよ」というお知らせ的な書き込みがあっただけです。論文を書いている本人が書き込んだのではないようですので、どうだかまだ分かりませんよ。以前にも「発見した」と言われましたが、「誤解だった」ことになっています。
さて、お尋ねの「重力波」ですが、詳しく書いて書き終わり直前に、ウィンドウズのアップデイトで強制的にリセットされてしまったので、簡単に。
バネの入っているベッド(マット)を想像してください。これが空間です。
その上に砲丸を置いて下さい。これが、重力波の原因の「物体」です。
砲丸は巨大な質量なので、平らだったベッドは、へこみます。これが、空間の「ゆがみ」です。
話が横道へそれますが、砲丸の近くに置かれた微小質量の物体(例:ゴルフボール)は、砲丸の作ったへこみに沿って坂を転がって行き、やがて砲丸へぶつかります。これが物体が持つ「引力」です。
ブラックホールの引力は超巨大だと言われています。これは、言い方を変えると、ブラックホールの近くの空間はすさまじく歪んでいる、と言うことになります。
閑話休題
へこんでいる部分のベッドの中のバネを考えてください。
下へへこむとともに、バネどうしが一番深く沈んでいるバネの方向へ傾きます。言い方を変えると、元々平行に直立していたバネどうしが、傾いて密着します。
砲丸が移動すると、縮んでいたバネは元に戻ろうとして 上へ伸びます。もとの位置でパッと止まれませんから、行きすぎて膨らみ過ぎてしまいます。で、今度は縮まろうとしますよね。この上下運動を繰り返します。振動ですよね。
バネは下へ押し下げられていただけではなく、密着もしていましたので、もとに戻ろうとして横にも広がろうとします。行きすぎてしまって、こんどはまた密着しようとします。この左右運動も振動ですよね。
ベッドのバネは横糸(金属)で編まれていますので、これらの振動は次から次へと遠くのバネに伝わって行きます。バネ単独の振動ではないので、波です。
空間も同様につながっていますので、物体の移動によって生じた上下・左右の運動(振動)が、波としてどんどん遠くへ伝播していきます。
この波が、「重力波」です。
とにかく一度書いたのが消えましたので、なにか重要なことを書いたツモリで書いてないかもしれません。適当に想像してください。
この説明は、Eテレの「サイエンスゼロ」という科学番組での説明だったと思います。
お礼
みなさん回答ありがとうございます