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芥川龍之介の夢の質問です。
【いつもよりも一層がっかりした。と云ってわたしの部屋にいることは反ってわたしには落ち着かなかった。】 と言ってとはどういう意味でしょうか。がっかりした原因を説明するでしょうか。 お願いいたします。
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作品を読んではいませんが、説明すると以下のようなことだと思います。 まず文章の内容ですが、 「いつもよりいっそうがっかりした。」と言って私の部屋にいることは、かえって私には落ち着かなかった。 と言っています。さらに前半を、 「いつもより一層がっかりした。」(と誰かに、または独り言を)言って、 または、(誰かに)「いつもより一層がっかりした」(と言われた) 後半を、 私の部屋にいることは、(落ち着こうとして自分の部屋にいることより)かえって私には落ち着かなかった。 ということではないでしょうか。 要は何かにがっかりして、またはされて、引きこもってようかなと思ったけど、引きこもる事で逆に落ち着かなかった。という事だと思います。 二つの解釈ができそうなので、文章の前の行によって解釈がかわりそうです。 まあ小説なのでどうとでも採れたりもするので、誤った解釈の可能性も大です。
補足
と言ってとは接続詞で逆接のけれどもと同じ意味を持つでしょうか。