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芥川龍之介のピアノについて
「わたしはこのピアノの音に超自然の解釈を加えるには余りにリアリストに違いなかった。」本文中にこのような表現がありますが、この表現はどのようなことをいっているのか本文に即して説明したいんですが私は国語が苦手で説明ができません。どのように説明したらいいのか教えてください。
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お答えする前に。「本文に即して」という表現から、問題集を解いている学生さんとお見受けしました。それを前提にお話させていただきます。勘違いをしていましたら、大変な失礼をお詫びいたします。 さて、まず、質問方法や考え方について述べておきます。 ■質問方法について 何かの問題集でこうした問題が出てきたと思います。もう少し、問題の意図を詳細説明しないと、きちんとした答えは返ってこないと思います。また、本文のURLを示すぐらいはするべきです。 ■考え方について 「苦手」なものをそのままにしていてすむのならいいのですが、あなたの立場は、その「苦手」を克服するべきものじゃないかと推察します。であるならば、ここで答えを丸々聞いてしまうことでは、あなたの「苦手」は全く解消されません。 短期的に、答えを見つけるという問題解決方法よりも、長期的に、苦手を克服するという視点から勉強に取り組まれることをおすすめします。 そこでこの問題の考え方ですが、この傍線部の文について、意味を把握できていない言葉はどれほどあるのでしょうか?また、それが文脈の中でどのような意味で使われているのかも把握できているでしょうか。 把握できていないのならば、まずは辞書を引くべきでしょうし、長期的には漢字練習をするべきかと思います。漢字と漢字が持つ意味について知識量を増やして語彙を増やすべきです。 言葉の意味を追っていけば、下記のような解釈が本文に即したものとなるかなと思います。 ■「このピアノの音」: 「人かげはどこにもな」いのに「突然聞えた」「誰かのピアノを打つた音」 ■「超自然の解釈」: 非科学的なものを信じる考え。わかりやすい例では幽霊とかUFOを信じることですね。 ■「リアリスト」: 全ての現象を科学的に説明しようとする考え。 ↓ 「わたし」は正体不明の不思議なピアノの音を聞いて、不気味には思ったものの、幽霊のしわざとは考えないで、猫などの小動物が鍵盤にさわった音だと考えるようにした。 以上、がんばってください。