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契約とその付帯覚書の優先順位
契約とその付帯覚書はどちらが優先しますか? できれば優先順位とその根拠をお教え願います (法的根拠か常識的根拠)
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noname#58431
回答No.2
1主契約書に従属するのが付帯覚書であり、主契約を取消せば付帯覚書は当然取消される関係にある。記載例:主契約の条項の詳細は覚書を作成し本契約に付帯する。 2主契約に記載の無い部分を付帯覚書で補完するのが一般的です。この場合主契約の趣旨に反しない限り、補完部分についての契約上の効力は同位と解される。3万一、主契約の趣旨に反する場合は覚書自体が無効と解されます。4いわゆる法律-同施行例-施行規則の関係と同様に解釈してよいと思われます。
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noname#11476
回答No.1
>契約とその付帯覚書はどちらが優先しますか? どちらが優先という話はありません。 もし契約書とその覚書との間で相反する相違点があるのであれば、後から作ったほうには「契約の第何条にかかわらず覚書の通りとする」という文面を必ず入れます。 そうすれば覚書が優先されます。 そういう文面がないのは覚書自体が不完全です。 そういう場合は、その契約にいたる細かないきさつ、覚書を取り交わすことになったいきさつ、また締結時期(大抵は後から取り交わした方が優先のことが多い)そのほかから総合的にどちらが妥当なのか争われることになるでしょう。 明確で無い場合は裁判により判定してもらいます。