無届け介護ハウス(老人ホーム)について
NHKで無届け介護ハウスの番組をやっていました。行政としては無届けの施設に対して個室化やスプリンクラーなどの不満があるようです。
しかし利用者からすれば一番大事なのは、虐待が行われていないかとか最低限そちらの方が大事です。いくらいいビルでも広い部屋でも読んでもスタッフが来てくれないとか、暴力を振るう介護スタッフとかでは仕方がありません。事実全国の特別養護老人ホームや精神病院は認知症高齢者を睡眠薬漬けで眠らせてベッドに縛り付けるだけです。やってることは虐待と何ら変わりがありません。
スプリンクラーも個室もいいですが、では届け出のある介護施設は虐待がないことをどのように監視しているのでしょうか。無届けと比べて監視の目が行き届いているのでしょうか?
そのために行政は何をしているのか教えてください。具体的に何がどう違うのか知りたいところです。
薬で寝かせてベッドに固定しているとか、お漏らししてもほったらかしとか、そういう虐待がされていない事が一番大事だと思いますが、届け出されることでそれがどれだけ減らせるのか、減らすためにどういった施策がされているのか教えてください。
そんなのやってる人の資質によるので監視なんてできるわけないし、さらに行政の公務員なんかにもっとできるわけないでしょう。番組でもやってましたが岐阜県の例で7600万円も補助金出して建物だけバカでかいの作って職員を集められないからベッド空きっぱなしとか言うバカな施設を作りまくる無能な行政職員ごときに現場の事がわかるわけないと思います。
無届けだって届け出していたっていい人はいい人だしずるい奴はずるい。届け出させてスプリンクラーや個室化だけ言ってても仕方がないと誰もが思ったことでしょう。
実際に特養の送迎の運転手から聞きました。昼間は起こして起こしておかなければいけない高齢者も寝かせてしまっていると。ナースが楽をするためだと。でもナースが人数が多いので発言力が強く、何も言えないと。特養なんて所詮そんなものです。貧困ビジネスになっているところも問題ですが、特養だって堂々と虐待しているのであって問題です。届け出でどうなるものでもありません。
特養へ行くといつも寝かしておくからすぐに認知機能が落ちる。移るとすぐに骨折したりして本当に寝たきりになったりしたなんて人を何人も知っています。自分は介護職員ではありませんが、家族を介護施設に通わせていて毎日迎えに行きますし、すると親がトイレにこもっていたりご飯に時間がかかったりするので1時間くらい待つこともしょっちゅうです。何年も通っていると他の通所者の多くやその家族とも知り合いで、他の通所者が病院や他の介護施設から来たり、特養やグループホームへ行ったり、その後どうなったとかいう話も全部聞きます。特養へ行って本当によかったなんて話は一つも聞きません。別に特養をけなしたいのではなく、介護の最高峰の特養ですらこれですから役所への届け出によって役所が何をしてくれるのか問い詰めたいです。