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2015年現在の日本の技術力で作れる吊橋
2015年現在の日本の技術力で作れる吊橋(片側2~3車線)は、どのくらいの長さまで作れるのでしょうか?
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たぶん金とメンテナンスの問題を度外視すれば、「いくらでも」だと思います。 ちょっと金の問題を度外視したような感じなのが、青函トンネルと本四架橋です(←国策という訳です(^^;))。で、メンテナンスは?・・・。 青函トンネルは、可能な限りメンテナンスフリーになるように、ありとあらゆる対策が施されています。まずトンネルの覆工コンクリートですが、その辺のトンネルのコンクリート壁なんていたるところにひびが入り、そこから漏水してるのが普通ですよね(←古い奴(^^;))。ですが青函トンネルのコンクリートには、ひび一つ見た事もありませんし、漏水跡なんか皆無です。当時の最高品質のコンクリートを使ったのは間違いないところです(しかも分厚い)。 次にトンネル周辺の岩盤や土砂には、数万m^3どころではないミルクセメントが、これでもかぁ~!とばかりに注入されています。実際施工中には、いくらでも入るのでミルクセメントが海の漏れて、津軽海峡を流れてるんじゃないの?、という噂まであったそうです。 竜飛岬駅にでも降りればわかりますが、それでも水は、トンネルの巨大な排水溝をごうごうと轟音を立てて流れています。そのために四六時中ポンプで水を汲み上げて排水してる訳です。それから年から年中、点検し続け・・・。青函トンネルは、いまだに特別工区です(^^;)。 本四架橋も同様です。年から年中点検し続け、ちょっとでもサビそうなところには即座にペンキを塗りつけ(いたるろころで)、目もくらむ高さの吊りケーブルに上り(点検は全て人力)、無限にあると思えるボルトを叩いて検査し定期的に締め直し・・・。本四架橋には本四架橋専門の、それしかやらないでっかいメンテナンス会社が、いくつも付いていて常に点検中です。 このように何かを惜しまなければ、何でも出来ると思われます。バブル期の頃ですが、日本の3大ゼネコン、清水,大成,間組などは、富士山級のピラミッドビル(メガストラクチャーと言うそうです)や月面ホテルなんかを、本気で構想してました。技術的には可能だそうです。 あぁ~そうそう、宇宙(軌道)エレベーターも・・・(^^)。
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