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ネガティヴな自分が嫌いです。。。
幼い頃から細かい事ですぐ悩んだり、本当に小さい事で2ヶ月悩んだりしたこともありました。今は高校3年なのですが、性格や悩みが多いことも変わらずネガティヴ人間です。 ずるずる悩んで、『まっいっか。』って妥協ができないため1人でいる時が苦しいです。 どうすれば前向きな性格にできるでしょうか。回答待ってます。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 >性格や悩みが多いことも変わらずネガティヴ人間です。 あなたはご自分が嫌いなのでしょうが、これはこれで大変すばらしい資質なんです。 伊達や酔狂でいうわけでもないですし、カウンセラーの端くれとして言いますが、これは立派な才能です。 大変すばらしい仕事をする人は、たいていものすごく不安がりで臆病で心配性で、小心者の人です。 おっしゃる通り、こういう人は「『まっいっか。』って妥協ができない」人なので、緻密に考え続けたり、繊細なところがあるので、いい仕事をする人が多いです。 私が会社の採用担当だったら、大きなことを言う人より、あなたのような人を採用したいと思うでしょうし、実際こういう人の方が大成するんですね。 会社でいい仕事をする人は、細かいところまで繊細に気配りができ、問題点を事前に察知し、対策を立てることが出来る人です。 つまり、用意周到でち密な人なんですね。 大きな組織になればなるほど、いろんな人が関わるので、緻密で問題点を事前に見つけられる人がいると、結果として仕事がスムーズに運ぶんですね。 小さいことで悩むことが出来るというのは、人が問題ではないと見過ごすことに対して問題点を見出すことが出来るわけですし、この問題点について考え抜くことが出来るということです。 そして妥協しないということは、責任感があるという事でもあります。 私だったら、あなたのような人を積極的に採用します。 会社の例だけではなんですよね。 日本一の左官職人といわれる人は、仕事をする時に弟子に対して「もっと臆病にならないといけない」と盛んに言っているんですね。 この人はいつも仕事中ぶつぶつ困った困ったと悩みながら仕事をしていたりしますし。 日本一の天ぷら職人のひとは、「小心であることにかけては絶対の自信がある!」とわけのわからないことをいいます。 世界初の心臓手術を幾度も手掛けているあるお医者さんは、どんな手術の前でも不安で不安で仕方がないので徹底的に不安要因をあぶりだして、事前に準備をすることにかけでは世界一だという自負があるといいます。 こういう例を書き出したら、いくらでも出てきます。 こういう例を見ていても、私から見たら、 >幼い頃から細かい事ですぐ悩んだり、本当に小さい事で2ヶ月悩んだりしたこともありました。 というのは、日本的天才の証拠だとしか見えないですねw 日本的天才というのは、すごいアイディアを思いつくような西洋的天才と違って、どこまでも悩みぬくことが出来るという才能を持った天才なんです。 多分、あなたは認めたくないかもしれませんが、あなたは些細な事が気になり心配で悩んだりすることで、よかったことや、未然に何かを防げたりしたことがあったはずです。 そして、それはなかなかほかの人にはできないことであったはずです。 心臓手術なんて『まっ、いいか』なんて人が執刀したら、大変なことになりますよねw ソリューションフォーカストアプローチというカウンセリングの考えがありますが、あなたのようなケースの場合、セラピーで治そうとはしないと思います。 それよりも、あなたのそういう資質があったおかげで良かった事を伸ばしていくようにすると思いますし、もし不自由を感じたり、何かアクシデントが生じるというのであれば、それに対してアプローチすることになると思います。 どうしても不自由だというのであれば、自分と同じような人を見つけて、自分の悩みを聴いてもらうようなことをするといいですし、そういう人たちがいそうなところを探して出かけていくというのがいいかもしれません。 とはいえ、無理に直す必要はないんです。 それはあなたのとても優れた才能です。 だとすると、この悩むという力をどう生かしていくか、この生かし方の問題だと思います。 どうか、立派に悩んでください。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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