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法人制度について
法人制度はなぜ必要なのですか?また、法人制度を設けるに当たって、自然人とは異なることからどのような私法上のルールが必要なのでしょうか?
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- hekiyu
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”法人制度はなぜ必要なのですか?” ↑ 長嶋茂雄という野球選手がいましたが、彼が引退するとき、 巨人軍は永遠に不滅です、と宣言しました。 法人てのは、まさにそういうことです。 個人なら、その人が死んだりしたら、相続人と の契約に入ります。 相続人がアホだったり、不明だったりし、子供 だったりしたら困ります。 しかし、法人は、代表者がどうなろうが、従業員 が一人二人死んだって、同じ取引ができますし、 責任も追及できます。 ”法人制度を設けるに当たって、自然人とは異なることから どのような私法上のルールが必要なのでしょうか?” ↑ 1,法人は、社員や代表者とは別人格です。 だから、取引する場合、法人と取引したのか、代表者と 取引したのか、はたまた単なる社員となのかが 判らないと困ります。 だから、こういう条件を満たした団体が法人だよ ということを法できっちり定めておく必要があります。 2,また、法人は、個人と異なり大きな経済力を 持つのが通常ですので、その点からも、個人よりも 規制されることが多いです。
- f272
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> 法人制度はなぜ必要なのですか? 法人制度がなかったとして,ある団体が土地を買いたいと思ったら,その団体の構成員の全員の共有という登記をするつもりですか?煩雑で仕方がないでしょうしょう。それにその団体の構成員の一人が負債を負ったときには,その団体の土地を差し押さえるということでいいですか? これは1つの例ですが,同じように色々な例がすぐに思い浮かびます。 > どのような私法上のルールが必要なのでしょうか? 法人ゆえの本質的制約もあります。例えば結婚はできないとか,相続人になれないとか... また,法人の権利能力には目的による制限があります。法人設立に伴って定められた目的の範囲内でのみ権利能力が認められるということです。したがってその目的の範囲をどの程度まで広く解釈するかという問題があります。 それから,法人の名誉保護をどこまで認めるかというのも問題ですね。