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日本の原子力発電所

日本の原子力発電所はいつくらいから建設され始めてたのでしょうか? 1980年くらいですか? その際もやはり反対運動は起きたのですか?

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  • sync-mag
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回答No.3

 調べてみたら、日本最初の原子力発電は茨城県東海村に建設された日本原子力研究所の動力試験炉で、運転開始が1963年10月26日。この日が「原子力の日」なのだそうです。商用炉としては同じく東海村の日本原子力発電株式会社の東海発電所で、1960年1月16日着工、1965年5月4日臨界となります。日本各地で原子力発電所の建設が本格化するのは1973年のオイルショック後と考えて良いかと思います。  反対運動については最初期からあるにはありましたが、そのころはごく少数の科学者などが警鐘を鳴らす程度で、本格化するのは1960年代後半以降といわれています。中心的な担い手は、故郷や生業が破壊されることを恐れた農漁業者と、隣接する地方都市の労働組合や学者、弁護士などでした。この反対運動に対抗するために次々と各種の補助金制度が拡充されていきました。  この時期の反対運動は根強いもので、だからこそ補助金・交付金・寄付金等がふくれ上がっていったのです。その結果、地域社会できびしい対立が起こったり、補助金に依存する経済ができあがってしまいました。また、1970年代以降、新規に原発を受け入れる自治体がほとんどなくなったのも、この反対運動の「成果」と言えるでしょう。  次に反対運動が転機を迎えるのが1980年代後半です。きっかけは1979年のスリーマイル島事故、1986年のチェルノブイリ事故でした。それまで原発が安全なのは実績が証明していると豪語していた推進派の嘘が現実によって暴かれてしまったのです。まあ、その後は「日本の原発は安全」という新手の嘘がまかり通るようになりますが。  このころは全国的にも原子力発電に批判的な世論が高まりましたが、実際に反対運動を担うようになったのは都市部の主婦層でした。彼女たちはもともと食品の安全や環境汚染に関心が高く、高学歴で知識も活力も備えながらいまほど社会進出が進んでいなかったため、それだけ原発反対に熱心だったといわれます。  この次に来るのが言わずと知れた福島第一原発事故ですが、これについては説明不要ですね。  ところで他回答者が、沖縄の基地補助金2兆4000億円という意味不明な数字をあげています。検索してみたらネットではやっているようですが、これは沖縄振興予算の誤りで、基地受け入れの代価ではありません。他回答者を批判するのはルール違反ですが、明白な事実の誤りなのであえて指摘しておきます。  よろしければこちらをご参照ください。  『「沖縄振興予算(沖縄振興費)」とは』  http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n341678  『(よくある質問)沖縄振興策について』  http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/chosei/kikaku/yokuaru-okinawashinkousaku.html  なお、基地交付金というのは別途出ています。こちらについては自衛隊と込みになってしまっているので米軍基地の分がわかりませんが、2009年度の沖縄はおよそ67億円受けとっており、神奈川県とほぼ同額です。  関係のない話ですが、参考までに。

PEFLSFDVGR
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noname#252929
noname#252929
回答No.4

>その際もやはり反対運動は起きたのですか? 何か新しい物を作ろうとして、反対運動が起こらないことのほうが珍しいですよ。 成田空港なんで、今じゃ当たり前ですが、開港直前に管制塔が乗っ取られて機材が破壊され、開港が延期された。なんてことがありましたし、今でも空港の敷地として当初から滑走路や接続通路に予定していた場所に今でも家や、畑が残っているのは有名な話です。 その為B滑走路の長さが短くなっていて大型機が離着陸できなかったり、B滑走路へ接続する通路が、離着陸機があるタイミングで通行禁止されるなんて世界的に特殊な状態になっています。 さらに、当初から予定されていた横風用のC滑走路も、未だ反対運動の為に完成していません。 空港だけでなく、火力発電所、地域のためになる、鉄道の駅、ゴミ処理場、病院や消防署を作ろうとしても反対運動が起こるくらいなんですからね。 反対運動が起こらないほうが、まれなものなんですよ。

PEFLSFDVGR
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  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.2

>日本の原子力発電所はいつくらいから建設され始めてたのでしょうか? 1965年頃ですかね。 >その際もやはり反対運動は起きたのですか? 反対よりも、誘致の方が多かった様です。 高度経済成長で、主な産業が無い村・町から若者が都会に流出。 「若者に仕事を!」「我が村・町に、財源を!」 原発が立地されると、原発立地住民の子息は「優先的に、電力会社に就職」出来ます。 ※今でも、高卒・大卒は採用優先枠があります。 原発補助金が「がっぽり」入るので、寒村が一気に都会になります。 福井県・新潟県知事の談話。 「原発稼働は認めない。が、廃炉も認めない」 「廃炉にする場合は、別の雇用と(原発補助金に代わる)県財源を補てんろ!」 福井県知事なんか、「原発が稼働していなくても、関西電力から新たに税金を取る」という条例を新たに試行しています。 この条例で、毎年約60億円の収入を確保しました。 「原発は要らない。原発補助金も、要らない」と言ったのは、福島県知事だけです。 他の原発反対県も、「補助金は貰う!」と述べています。(爆笑) 似た例で、沖縄県がありますよね。 「米軍基地は、要らない。が、基地補助金2兆4000億円は貰う」 基地反対なら、「基地補助金の、2兆4000億円も要らない!」と言うのが筋ですよね。 2兆4000億円もあれば、(日本の領土内の)無人の浅瀬を埋め立てて基地を造る事が出来ます。 そもそも沖縄県有権者の35%が基地移転反対。残りの65%は、賛成+どちらでも良い派です。 辺野古移転反対が、沖縄県民の総意とは・・・。^^; 話がそれましたが、原発も同様です。

PEFLSFDVGR
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  • jusimatsu
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回答No.1

一番最初の発電は1963年 最初の商用発電は1965年 ちなみに、福島第一原発は1971年稼動

PEFLSFDVGR
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