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大学の専攻となぜ無関係の仕事をするのか?
こんにちは。 私は大学で言語学を専攻していたのですが (純粋に言語学が好きだったので) 今はまったく言語とは無関係の仕事をしています。 (派遣社員) それで、外国人の友達に、 「どうして大学で習ったことと違う仕事につくの?」とよく聞かれるのですが、答えに困ってしまいます。 たしかに大学で習ったことを生かす仕事につけたらと思うのですが、大学で専攻を選んだときに就職のことまで考えていなかったし、また言語学を生かす職というのもあまりないと社会に出てから思いました。 今思えばもう少し仕事のことを考えて専攻を選ぶべきだったか?と思うのですが、皆さんは大学の専攻と関係のある仕事をしていますか?またこのような質問をされたら、なんと回答しますか?
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私は2つ大学を出ていますが、一方で修得した科目の仕事についています。専攻を決めた時には将来の職業まで考えてはいませんでした。 しかし、勉強したい科目と、職業としたい科目ってのは一致している必要はないでしょうね。大学って職業訓練校ではないんですから。 たとえば、哲学を専攻したとしても、哲学では食べていけません。哲学科を卒業した人の何パーセントが哲学者になっているんでしょうか? 物理を専攻したとしても、必ずしもその分野での職があるとは限りません。私の同級生は「理学博士」になっても職がなく、仕方なく高校の物理の先生になっていたりします。
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- 1192296
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要は、日本と外国における教育システムの違い、及び学生のマインドの違いによるんじゃないでしょうか。 システムの違いについては様々な方がレスされているので触れません。 マインドについてもレスがありましたので、少し意見を加えるぐらいに。 私の知るところでは、海外の学生は、ほとんどが院に進み、学部卒で就職するのはあんまりいないそうです。 それはやはり、学部卒のレベルでは、「やってきたことを仕事にする」ことはできないとわかっているからでしょう。(私もそう思います) さらに、アメリカ人の知り合いいわく、「僕らの夢は毎日変わるんだよ」というぐらい、色んな夢を持つようです。 日本人とはそこが違う気がします。 いわゆる「人生の目的」というやつでしょうか。そこがはっきりしているか、いないかが、行動となって現れていると思います。 彼らにとって当たり前のことでも、我々にとっては当たり前じゃないから答えに迷うんですよねぇ。
お礼
回答ありがとうございます。 >「僕らの夢は毎日変わるんだよ」 いい言葉ですねぇ。 私も夢を持って生きていきたいと思います。
専攻科目がそのまま将来の就職に直接つながる、という考え方は、大学を 「職業訓練学校」 と考えるものだと思います。 でも、日本での大学教育では、欧米と違って、そういう捉え方をしていないようです。 大学において専門的な分野をとことんまで研究する中で、人間として、また社会人として高度な知性や教養を身につける事を主眼においているのではないでしょうか。 もちろん、専門科目で学んだ事がそのまま職業として直結する人も中にはいますが、そういう人たちは最初から強い意志でその学部を選択しています。 たとえば、法学部法律学科から司法の世界へ、また、経済学部から経済研究所へ、など。 特に、理系の学部ではその傾向が強いでしょう。 工学部建築学科から建設会社へ、理学部数学科からPC業界へ、など。 ですから、特に将来の職業をあらかじめ考えて入学した学生でない限りは、知性と教養を身につける目的で入学した、と、もし質問されたら答えますね。
お礼
回答ありがとうございます。 >大学を 「職業訓練学校」 と考えるものだと なるほどそうですね。 彼らはそういうとらえ方をしていると思います。
- Tatsu616
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日本の大学は、合格し難く、卒業し易いという面が ありますからね。 合格するのが目的のような感さえ、あります。 逆に、就職や学位など、卒業後のことを考えて、 (つまり、目的を持って)大学に進学するというのは、 外国人に多いですね。入学は簡易で、卒業が難しい ですから。そのあたりの意識の違いだと思います。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思います。 このような教育意識は、日本独特のものでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 やはり日本では大学の専攻と職業は一致しない人が多いですよね。 まわりは、コンピュータエンジニア、英語教師、医者の卵、といった「大学で習ったことを仕事にしている」外国人ばかりです。 彼らは若いときからしっかり職業を見据えているんですよね。 ふと彼らがうらやましくおもったりもします。