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チーターの足の速さって
そういう動物だからって言われたらそれで終わりですけど 脚の筋肉とか人間とは比べものにならないぐらい相当ムキムキなんでしょうか?
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- fujic-1990
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チーターがムキムキではなく、スラリとしているのは見ればわかります。ほかの獣より速く走れるのは、 (1)筋肉や関節が「柔軟」で、体全体をバネのように伸ばしたり縮めたりできること。 (2)走るとき、体は(上述のように)激しく伸縮し、地面の凹凸にあわせて上下しますが、「頭の位置は一直線」を描き(クビが伸びたり縮んだりしている)、変わらないこと。 その結果、目標が視野の一点から動きませんので速く走れます。 メガネをかけている人は、ガタガタのメガネをかけて、一歩動くごとにメガネが鼻の上で上下左右に動くようにして走ってみると速くは走れないことが分かります。 逆の典型が馬です。馬は全力疾走するとき頭を激しく上下し、足は激しく動きますが、胴体は動きません。チーターの頭と同じく、直線を描きます。馬の胴体は激しく伸び縮み・上下運動しないから騎手が乗っていられます。 チーターは体が非常に激しく伸縮、上下しますので(チーターが馬並に巨大化したとしても)騎手は乗っていられません。 (3)爪が、常に飛び出していて、スパイクのように機能すること。 ほかの猫科動物は、爪を指の間から出したり引っ込めたりできますが、チーターの爪は出っぱなしです。速く走ることに特化してしまった証拠で、たしか、猫類ではチーターだけの機能です。 (4)しっぽが、バランサーの役割を果たしていること。 地面の凹凸があったり、獲物が急旋回した時にしっぽを反対に振ったり振り回したりして、体を安定させています。 チーター自身が意識しているかどうかはわかりませんが、「転ばない」「転んだことがナイ」という安心感は全力で走ることに役立っているはずです。
足の筋肉、そうですね。 人間の大腿部にあたる部分が比較にならないです。 スネに見える部分は足の甲に当たります。 つまり、爪先立ちが基本形態。 それで速く走れるのか? 秘密はまだあります。 流線型のボディ。 空気抵抗というのは意外と重く、人間でも向かい風の中自転車をこいでみればわかります。 それで速く走れるのか? まだあります。 後ろ足で跳躍、前足で支え、後ろ足を送る。 ただこれだけの運動ではなく、胴体が大きく伸縮するのです。 所謂スプリング。 人間とはバネが比較にならないのです。 彼らは走るという動作ではなく跳躍しているのです。 しかしそれで速く走れるのか? この条件に当てはまらない動物もいます。 ワニ。 あんな鈍重な見た目にもかかわらず時速40kmで走ります。 おそらくはゾウやカバでさえ速いです。 人間と比べればですが。 人間は走るという進化の仕方を完全に間違えています。 鈍足も鈍足、最低レベルです。 二本の脚、ベタ踏みの足。 立つ、という事にしか特化していません。 体の小さな猫ですら40kmの速さで走り、体重差をものともせず大型生物も同等の速度が出る。 4本脚だから?ダチョウの速度も忘れてはなりません。 鳥類の脚力も人間とは比較にならないでしょう。 やはり彼らは走るというより「跳んでいる」んです。 人間が自分の体重を楽々支え跳ぶには膝のバネも大腿部の筋力も足りません。 そしてベタ足なので衝撃を吸収する為の関節が足りない。 膝への負担も大きく、動物の真似をして走ればすぐに足を壊すでしょう。 衝撃を吸収しない方が速度は落ちませんがバネも効かないんです。 チーターは頭骨も小さめでまるで戦闘機なみの機能美、最新鋭とも言える進化を遂げた者です。 そして美しい。 単純な脚力だけではないんです。
- tzd78886
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そんなことはありません。見てみればわかりますが、人間の脚に比べて随分とスリムです。理由は簡単で、人間は二本脚なのに対し、4本の脚で支えているからです。言うまでもありませんが、4本のほうがはるかに安定します。人間の脚というのは哺乳類の中では異様に太く、そうでなければ二本で立って歩いたり走ったりはできません。