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冷凍すると輪ゴムの寿命は延びますか

ちょっとずつ、たえず輪ゴムを使うことがあるのですが、ゴムの弾性がエントロピーと関係があるということから低温で保存したほうがよいのだろうかと考えています。実用のことだけならば、自分で実験してみればよいのですが、熱力学などの面からの予想でも結構なので教えてください。

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  • phosphole
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回答No.3

ゴム弾性の話は高分子のコンフォメーションの可逆的な変化過程の話をしているので、質問者さんが今問題にされている、ゴムが非可逆的にぼろぼろになっていく話とは別だと思いますが。可逆系の熱力学の問題ではなくて、高分子の分解(解重合)や、ゴム架橋の開裂といった化学の問題です。ゴム分子が分解していくことで、ゴムはゆっくりと弾性がなくなり、しまいにはちぎれていってしまいます。 すでにご回答がありますが、室温で使用することが前提のものは、あまり温度を変えるのは望ましい保管方法ではないです。低温の方が分子の分解は抑制されるのでプラスの面もありますが、高分子材料はパッキングも重要で、温度をぽんぽん変えると、高分子の鎖のコンフォメーションやパッキングが変化して、特性が変わってしまう懸念があります。 もっとも、固くなるほどでは無い程度の温度で保管するのは、プラスにはたらくかもしれません。 もっと重要なことは、光を遮断することです。 プラスチックが太陽光でぼろぼろになった経験があるかもしれませんが、光(特に紫外光)は分子の結合を切断し、高分子をゆっくりと分解します。特にゴムの場合、イオウ架橋は比較的弱い結合で光開裂しやすいので、ここが切れるとばらばらになってしまいます。

kaitara1
質問者

お礼

輪ゴム一本で飛ばしているので、ひと箱使い切るのが一年後くらいになりますので保管方法を知りたかったのです。温度より光のほうが重要ということですね。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.2

> 低温で保存したほうがよいのだろうかと ・夏場に直射日光の当たる車のダッシュボードに放置 ・日かげの涼しい場所に保管 なら、後者の方が良さそうですが、 ・マイナス?十度の冷凍庫や、液体窒素に漬けとく だと、ボロボロになるハズ。 > ゴムの弾性がエントロピーと関係がある だとしても、それだけではないです。 上の例だと、熱や紫外線、あるいは低温での劣化、脆化って要素とか。 化学、高分子化学なんかの話とか?

kaitara1
質問者

お礼

ご意見どうもありがとうございました。

noname#209980
noname#209980
回答No.1

気温の変化は劣化/早めます・・ 其処から考えると 常温で使用するものは常温保存の方が劣化為難い・・と思うが・・

kaitara1
質問者

お礼

熱運動が少ないほうが劣化が遅くなると思ったのですが、ご意見ありがとうございます。