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セシウムの危険値の計算方法について

セシウムがどの程度体に溜まったら危険なのか、例えば検査をぎりぎりでパスしたものを食べ続けた場合のこる量と新たに取り込んだ量が加算されていくわけですが それを簡単な数式で計算できませんか?

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回答No.1

ストロンチウム(Sr)ならまだしも、セシウム(Cs)はナトリウム(Na、要するに「食塩」の成分)と動態はほぼ同じなので、「体に溜まる」「身体にのこる量」「加算」はほとんど考慮しなくてもよいはずです。たとえ体内に取り込まれても尿から排出されてしまうので、体内に滞留・蓄積はされないと思います。また食べる前によく水で洗えば、その段階でセシウムはかなり減ります。そういった意味で、個人的には「放射性セシウムはあまり怖くない」と思います。 一方、ストロンチウムはカルシウム(Ca)と同じ動態を取ることから、骨の成分として長期間にわたって体組織に滞留する可能性があります。放射性ストロンチウムから出るベータ線(放射線としてはガンマ線よりも遮蔽は簡単なのですが)が体内に取り込まれた場合に体組織に及ぼす影響は無視できないので、こちらのほうが厄介だと思いますね。 チェルノブイリに比べて「3.11」では放射性ストロンチウムの外部放出は少ない、とは言われていますが、本当のところはよくわかりません。ニュースでも「セシウム検出!」はよく報道されますが、「(放射性)ストロンチウムは大丈夫なの?」とツッコミを入れています。 ちなみに(放射性セシウムが出すような)ガンマ線はかなりの厚さの鉛でも通過しますが、ベータ線はアルミ箔1枚でも止まります。ですが、細胞レベルで長期間体内に(ベータ線を放出する源、つまり放射性ストロンチウムが、カルシウムと同じように)沈着・滞留した場合には、細胞や遺伝子に少なからぬダメージを与えると思います。

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質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。

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