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金属の錆びに対して除湿剤と脱酸素剤のどちらが有効?
金属(ニッケル)の錆びには除湿剤、脱酸素剤どちらが有効か教えて頂きたく想います。 私は楽器機材の販売もしており、今回「弦」の保管方法などで困っております。 楽器の弦(エレキ弦)は主にニッケルでできているものが多いので。 錆びや劣化を少しでも防ぎたく、楽器の弦の錆びや劣化についていま調べております。 色々と調べて、錆びの主な原因は湿気・酸素という事がわかりました。 現在、保管する弦を真空パック化(脱気+封)するようにしました。(脱気・圧迫しすぎない程度なので、完璧な状態ではありませんが) 密封することで空気との接触を出来るだけ減らし、さらにその内部の湿度・酸素をどうにかして錆びないように気を付けたいのです。 袋は防湿性があり酸素透過度の低いものです。 この中に「除湿剤(シリカゲル)」もしくは「脱酸素剤」を同梱しようと思っています。 この場合、除湿剤と脱酸素剤のどちらが有効かをお聞きしたく思います。 どうかよろしくお願いします。 (弦なので、防錆油などの使用は不可となります。)
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- hg3
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まず、初めに >錆びの主な原因は湿気・酸素 について、間違いとは言いませんが、説明不足で、誤解されていると思われます。 錆は、金属が酸化されてできます。つまり金属と酸素が化学反応して結合したものです。よって、いくら湿気があっても酸素がなければ、錆はできません。 湿気は、あくまでも、金属と酸素が結合するのを促進するのであり、湿気そのものが錆をつくるのではありません。 ご質問の状況では、真空パックで脱気した段階で、弦の周りの空気(つまり酸素)がほぼなくなります。よって、多少湿気があっても錆はできにくい状態になっていると考えて良いでしょう。(当然、空気とともに湿気もなくなりますが。) とは言え、ご質問の文にもある通り、完璧に空気を無くせるわけではないので、「脱酸素剤」を入れておけば、ほんの僅かに残った酸素を取り除くができるでしょう。そうすれば、湿気が多少残っていたとしても、理屈上、錆はできないということになります。 しかしながら、一度、袋の中の空気を抜いたとしても、袋が完全に空気や湿気を遮断することはできないので、徐々に空気も湿気も袋の中に入りこんできます。そうなった場合には、前出の回答にある通り、除湿剤と脱酸素剤を両方入れておくのが最も効果的と考えられます。両方同時に入れたからと言って何か悪さすることもありませんので。
- trytobe
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脱気せずに、除湿剤も脱酸素剤も入れるのが一番良い。 脱気すると、むしろ減圧になった袋に徐々に空気を吸い込ませることになり、除湿剤だけなら酸素が入り、脱酸素剤だけなら湿気が入る。 接触での錆もあり得るので、異なるロットどうしが触れないように半紙などで一本ずつ仕切りながら、茶筒や金属の菓子の缶にでも除湿剤と脱酸素剤と一緒にいれておくほうが実用的で、除湿剤や脱酸素剤の交換もしやすい。