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金属の防錆について
私の勤めている会社では、大型の舶用部品を製造していますが、海外へ輸出した場合、輸出先へ到着した段階で製品に錆が発生している場合があります。輸送手段は船舶です。赤道付近の高温多湿な場所を通過する場合のみならず、比較的緯度の高い所のみを通過した場合でも錆が発生する場合があります。製品はビニールで包み、木箱で密閉しています。製品が、大きいものでは3メートル程度にもなりますので、シリカゲル等の乾燥剤などではコストが掛かりますし、真空密閉などについても同じようなことが言えます。製品を輸出しているような会社では防錆・防湿をどのようになされているのでしょうか。ご存知の方はお知らせ下さい。
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再回答 実は私も大型船舶の関係者でして例として紹介した会社の物以外にも バルボリンとか日石とかで使い分けています 東南アジアも実績有ります 完全に硬化する物と半硬化とかタイプを選べますのでメーカにとにかく問い合わせしましょう 再度書きますが前処理が非常に大事です、発錆原因の因子を残したまま 強力な防錆を行ってみても開けたら変色していた なんて事になりますので 前処理油もメーカに問い合わせしましょ
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- mazeran
- ベストアンサー率42% (221/518)
以前港で、外国船が積荷を降ろしているところを見たことがありますが、機械部品のようなものにはグリスがぶ厚く塗られていました。 興味深く見ていたら、たまたま関係者とお話しができたので聞いてみたら、洋上で金属の錆を抑えるにはグリスが良いとのこと。 海水がかかろうが、潮風が当たろうが大丈夫。グリスを溶かして洗い流す溶剤がかからない限り、金属の表面は厚い油膜で覆われているから。 実際僕の会社で使っていた工作機械を、中古機として商社を通して海外へ輸出する際も、20リットルのペール缶1缶分のグリスを塗りました。 グリスは安価なものでもいいそうです。コストアップも抑えられると思いますが・・・。
お礼
実際のところ、私の会社で製造している製品もある種の油膜を塗布しています。この油の種類と梱包の状態で錆びるか錆びないかが分かれるようです。ビニールなどで密閉した場合に錆が生じるような状況です。恐らく内部の気温と湿度に関わっているものと思われます。理想的なのはあまり硬化せず、製品に対してむらなく塗れるものです。船舶での輸送の場合、オープン・エアーの場合もあるとのことですので、海水に対して油膜で大丈夫であれば、グリースの選択がよければそれだけでも大丈夫ということになります。検討してみます。
- atoritaiti
- ベストアンサー率28% (546/1934)
塗ると硬化するような防錆油が何種類かあります 例えば http://www.nippon-grease.co.jp/products/rust/r03.html 除去の手間も有りますのでメーカに問い合わせましょう 使用時の注意点は前処理です、前処理が悪いと塗った中で錆びます
お礼
硬化するというのが少し難点です。というのは、防錆処理した後に手直しの加工が生じる場合があるからです。しかし、記載していただいたホームページを拝見したところ、様々な防錆油やグリースがあることが分かりました。検討の余地があると思います。
- kabuinoue
- ベストアンサー率7% (2/28)
素人考えですけど、ビニールが密閉できる状態なら、窒素等の充填させるのはコストがかかるかな!
お礼
ある有名な造船所で同様の製品を真空密閉するというような話を聞いたことがあるのですが、コストの面で製品が大きいのがネックになっています。窒素は比較的安価だと思いますので、コスト的に考慮してみます。
- kblueisland
- ベストアンサー率17% (227/1293)
ご存知かもしれませんが気化性防錆紙というものがあるようです。 効果及びコストは直接お問い合わせ下さい。 http://www.adpack.jp/bousabi.html
お礼
記載していただいたホームページを見てみました。可能性はありそうですので、検討してみます。
お礼
再度回答メールを頂き、有難うございます。皆さんの回答を見てみると前処理と防錆油が適切であれば、オープン・エアー状態でも大丈夫な感じがしています。後は、適切な前処理剤と防錆油の選定ということになるのかもしれません。メーカーに問い合わせてみます。
補足
この場をお借りして、回答してくださった皆様に御礼を申し上げます。会社の担当の者へ回答内容の全てを呈示し、また、日本石油社様とアドパック社様とは連絡を取ってみました。会社としてはコスト的なものとか作業性まで考えないといけませんので、採用されるかどうかは分かりませんが、よい方向に行くものと期待しています。皆様、どうもありがとうございました。