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宇宙の膨張と収縮 2
自分で自分の理解範囲がわからないのはもどかしいものです。 そもそも、宇宙の膨張 とは、空間のマス目の膨張なんでしょうか?それとも マス目の数の増加なんでしょうか?
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再度「補足コメント」を拝見しました。 >遠ざかりつつある銀河を、なにかSF的な剛体的なヒモでつないだら、そのヒモは切れちゃうと思いますが、 >それはなにが切ってるんでしょうか? ⇒それがまさしく「ダークエネルギー」の仕業ですね。日本語で言えば、「暗黒の(馬)力源」とでもなりましょうか。「暗黒」だけに、その正体は分かっていません。(早く知りたいものです!) なお、その「ヒモを切る力」のことを「斥力」と言いますが、これとは逆に銀河同士などを引き寄せようとする力もあって、それが衆知の「引力・重力」ですね。そして、この引力・重力の淵源(の1つ)が「質量」です。 ところが、これまた大半の質量が未知の状態で、我々の知らない物質に数倍する「ダークマター」(暗黒物質)があろだろう、と言われています。(まさに、宇宙は謎で満ちています!) とにかく、現在の宇宙が膨張しつつあるということは、「既知と未知を合わせた斥力の総和が、既知と未知を合わせた引力・重力の総和を上回っている」ということに他なりません。 すっきりした回答でなくて残念ですが、しかしこれが、「現代天文学の教えてくれる限界」のように思います。 以上、再々伸まで。
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- 雪中庵(@psytex)
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宇宙の膨張=物体の収縮=c(光速)の減少
- Nakay702
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「補足コメント」を拝見しました。 >空間というのは、基本的な、存在のためのグリッドでは? ⇒そう考えると確かに分かりやすいですね。 ですが、別便でもお答えしたように、それは「ニュートン的な宇宙観」(箱の中にリンゴが入っている)で、今は誤りとされています。 「空間を存在のためのグリッド」と考えるなら、「宇宙が膨張する」=「銀河自体が(グリッドを数えながら)飛ぶ」ように考えたくなりますよね。そういうことではないんです。 >宇宙の膨張は見たところグリッド数の増加に思えてなりません。 >グリッドの膨張なら、内部に存在するものもスマホ→タブレットみたいになるだけではないですか? ⇒繰り返しになりますが、「グリッド数が増加」するのではないんです。 「グリッドとグリッドの間が膨らむ」のです。銀河自体の大きさは変わらず、銀河間の距離だけが広がります。その運動の力の源(の大半)は「ダークエネルギー」と呼ばれ、現在謎とされており、多くの天文学者の注目の的になっています。 なお、その膨らみ方の比率のことを「ハッブル定数」(H)と言いますが、現在その数値は、 H≒80km sec^-1 Mpc^-1 と表わされています。つまりこれは、「1メガパーセク(=約3,262,000光年)につき毎秒 80km ずつ膨張する」ということです。 もっと具体的に言えば、「3,262,000光年離れている2つの銀河は、1秒後にはさらに 80km 遠ざかり、両者間の距離は(3,262,000光年+80)km になる」ということです。 以上、再伸まで。
補足
ニュートン的な概念から脱しつつある気がしてきましたw さらにお子様的質問ですいません。 遠ざかりつつある銀河を、なにかSF的な剛体的なヒモでつないだら、そのヒモは切れちゃうと思いますが、 それはなにが切ってるんでしょうか?
- SPROCKETER
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宇宙が膨張しているのだったら、太陽と地球の距離も遠ざかっているはずですよね。銀河系の大きさも膨張しているはずですよね。ところが、実際にはほとんど影響が無くて、銀河間の距離が広がっているのだけが問題にされます。 宇宙が膨張しているのだったら、46億年前の地球と現在の地球では大きさや重力が違っていても良いはずですが、それは問題にならない程度でしかないと考えられています。太陽と地球の距離も同じです。 要するに銀河間宇宙の膨張だけが宇宙の膨張であって、それ以外は考えないで議論されるわけですが、銀河間宇宙にはボイドと呼ばれる銀河が無い空洞があって、それが宇宙の膨張と共に広がったのかどうかが問題だと思います。 銀河間宇宙にも恒星、浮遊惑星、彗星などの浮遊物質が全く無いわけではなく、それは宇宙の膨張の影響を受けないのかという問題もあり、要するに、重力の大きな場所を無視して、重力の小さな場所での空間膨張だけを議論しているのが宇宙の膨張ではないでしょうか。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
以下のとおりお答えします。 >宇宙の膨張 とは、空間のマス目の膨張なんでしょうか?それとも マス目の数の増加なんでしょうか? ⇒vagasistemさんの言い方にしたがって言えば、「マス目それ自体の膨張」です。つまり、「空間が広がる」のです。 ということは、我々の銀河(天の川銀河)から見て2倍の距離の位置にあるものは2倍の速さで、百倍の距離の位置にあるものは百倍の速さで、1億倍の距離の位置にあるものは1億倍の速さで…それぞれ遠ざかるように見えることになります。 ですから、我々から見える範囲は130億光年あたりまでが限度で、それ以遠にあるものは光速より速い速度で遠ざかる(すなわち、光が届かない)ので、どんな望遠鏡を使っても我々からは見えません。 したがって、130億光年あたりまでが、ある意味で、「宇宙の果て」とされます。なお、このことは「光速より速く動くものはない」という物理法則と矛盾しません。なぜなら、この場合「物が動く」のでなく、「空間が広がる」のですから。 以上、ご回答まで。
補足
空間 というのは、お子様レベルの例えで恥ずかしいですが、いろんなサイズの情報端末の画面に例えることは出来ないんですか? つまり、膨張する『スマホからタブレットに変化する』と。 つまり表示される画像ごと大きさがアップすると、、 空間というのは、基本的な、存在のためのグリッドでは? 宇宙の膨張は見たところ グリッド数の増加に思えてなりません。 グリッドの膨張なら、内部に存在するものもスマホ→タブレットみたいになるだけではないですか?
お礼
たいへんありがとうございました。