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侍女
ファンタジー系小説を書いていますが、登場する「侍女」についてよくわからないので、教えて下さい。中世ないし近世ヨーロッパの貴族を参考にしています。 ・侍女は24時間主人の近くにいますか。いないときがあるとしたらどんなときですか。 ・寝る場所は主人と同じ部屋ですか、違う部屋ですか。違う部屋だとしたらどんな部屋ですか。 ・侍女と主人はどちらが先に就寝しますか。またどちらが先に起床しますか。
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- bgm38489
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ウィキによると、 >>ヨーロッパの侍女 その役割は、紳士に対する近侍(valet)と極めてよく似ている。伝統的に、侍女はコンパニオンよりもランクは低いが、しかし雇われ人(retainer)ではあっても召使(servant)ではなく、その報酬には居室と食事、(女主人のお供をしての)旅行およびいくぶんの社会的地位が伴っていた。そして下級使用人や、訪問先の他家の使用人からは「お嬢さま(Miss)」と呼びかけられた。侍女は、使用人に対してはその女主人と同等の優位を保っていた。侍女の仕事は、化粧、髪結い、服装・装飾品・靴などの選択、衣装の管理、そしてその他全般の買い物について女主人を補佐することであった。 とあるね。女主人の世話役ながら、自分の部屋をもらえ、かなりの地位にあったようだ。就寝は、女主人の世話が終われば、自由だろう。起床は、女主人よりは早くしなければならなかっただろうが。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
NKM_Chitoseさん、こんばんは。 西洋の侍女はとても身分が高く、特に王室のある宮廷(この場合は女官ですが)では騎士あるいは貴族身分の若い女性でしたし、貴族の場合は騎士身分かそれ以上の身分の出身の女性でした。下働きの女中とか下女とは違います。 ビクトリア朝時代では小間使いと呼ばれていたようです。個室を与えられていましたし、女主人のお世話という比較的恵まれた職場でした。そして身分は上級職員であり、家政婦の監督をほとんど受けないという立場でした。 ・侍女は24時間主人の近くにいますか。いないときがあるとしたらどんなときですか。 侍女は王室の場合、何人もいます。だから、宿直のばあいは24時間待機しています。ほかの人は多分個室にいるでしょう。一般の貴族の場合も屋敷に個室を与えられるのですから、女主人の要求にこたえることができるでしょう。 ・寝る場所は主人と同じ部屋ですか、違う部屋ですか。違う部屋だとしたらどんな部屋ですか。王室の場合は宿直をしている人は起きたまま、夜を明かします。前述の通り、個室が与えられるので、寝る場所は違うと思います。 ・侍女と主人はどちらが先に就寝しますか。またどちらが先に起床しますか。 それは侍女のほうが早く起きて、女主人の朝の支度を整えなければならないし、 女主人の夜の支度をしてから、侍女は就寝すると思います。 詳細は下記のURLを参照ください。 家事使用人 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E4%BA%8B%E4%BD%BF%E7%94%A8%E4%BA%BA 女官 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AE%98#.E3.83.AB.E3.83.8D.E3.83.83.E3.82.B5.E3.83.B3.E3.82.B9.E6.9C.9F.E3.81.AE.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.83.89 侍女 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%8D%E5%A5%B3#.E3.83.A8.E3.83.BC.E3.83.AD.E3.83.83.E3.83.91.E3.81.AE.E4.BE.8D.E5.A5.B3
- eroero4649
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>侍女は24時間主人の近くにいますか。いないときがあるとしたらどんなときですか。 侍女には侍女の生活というものがあります。メシも食えばウンコもします。そういう時間はあるわけです。ヨーロッパの侍女事情には疎いですが、江戸時代の武家の侍女っていうのは「嫁入り修行」の一環とされていました。だから独身の若い女性が結婚するまでの間に勤めるというのが一般的でした。そこで武家の礼儀作法を身につけるというのが嫁入り修行だったわけです。 んで、ファンタジー小説やライトノベルを書く人がよくやりがちなのが、時計もない時代の人の時間感覚を現代人の時間感覚に当てはめることです。当時の人はせいぜいが「(朝方)朝、昼、(夕方)夜、」という時間感覚で生きています。例えばね、12世紀頃のヨーロッパの戦争ってびっくりするほどテキトーだったんです。 「隣の国の王が攻めてきた」って聞くとこっちでも軍隊を組織して(ごく少数の警備兵を除けば軍は常設されていません)出撃するのですが、当時は補給組織というのがほとんどなかったので、彼らに食料を売るような商人や、身の回りのサービスを提供する証人、果ては身の回りといえばアッチも慰めてくれる娼婦も後ろからゾロゾロついてくるのです。彼らは非戦闘員ですから当然足が遅い。でも彼らがいないと軍隊も不便。というわけで、娼婦の足に合わせたゆっくりした速度で進軍します。 偵察なんて概念はありませんから、「どうも○○に出没したという噂がある」と聞くとなんとなくそっちの方向にあてもなく進軍するのです。だからひょっとするとお互いに出会わないまま遠征費用が尽きて帰国するなんてこともあったのです。そのくらいいい加減な時代だったのです、中世ヨーロッパは。 >寝る場所は主人と同じ部屋ですか、違う部屋ですか。違う部屋だとしたらどんな部屋ですか。 身分が違うのですから、同じ部屋に寝ることはありません。控室があるのでそこで生活していたのです。これは現代のヨーロッパ貴族も同じです。執事には執事の部屋があるのです。そのへんはシャーロックホームズの「まだらの紐」を読みましょう。短編だからすぐ読めます。 >侍女と主人はどちらが先に就寝しますか。またどちらが先に起床しますか。 そら簡単です。ホテルで客と従業員とどちらが先に起きるか(ホテル従業員にも仮眠時間はあります)って話です。