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ギリシャのユーロ離脱
先の選挙でギリシャの急進左派が躍進、緊縮財政反対で 組閣失敗、再選挙となりましたが 今回の再選挙でギリシャがユーロを離脱する可能性がという話になっていますが 急進左派もギリシャ国民も離脱は望んでないようですが、 となるとギリシャの希望ではなく、緊縮財政拒否で、ユーロからの支援ストップ デフォルトという流れでユーロ離脱というとなのでしょうか？ この今回の選挙結果でユーロ離脱の可能性という流れを教えて下さい。 宜しくお願いいたします。
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- gokakukei
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- gungnir7
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この問題は離脱か否かの二元論で捉えない方がいいですよ。 歴史的にみてもギリシャはイスラム圏の防波堤であり、トルコとの摩擦は非常に大きいものがあります。 過去をみても大量虐殺が何度も起きており、キリスト教としてもそれを望んでいない面があります。 恐らく経済的離脱はあったとしても政治的離脱はないでしょう。 では、経済的離脱はどうかといえば、ギリシャのユーロ脱退は銀行システムが麻痺する危険性を孕んでいます。 詳しくは説明しませんが、CDSという爆弾が世界中にばらまかれているからです。 ギリシャのデフォルトはユーロ圏としてはそれほど痛手ではありませんが、 東欧や南欧にどのように波及するのか、シミュレーションが困難な程わけが分からなくなっているのです。 リーマンショックだって、米国政府が試しにリーマンを潰してみたら世界中がCDSの連鎖の嵐に見舞われた。 慌てた米国政府は今まで救済しないという態度を１８０度翻さざるを得ませんでした。 こんな状態ですから経済的にユーロという貨幣からの離脱も議論は慎重に行われるでしょう。 したがって今年中に離脱するとか、そういう性急な話になるとは考えていません。 では、どうなるのかといえばユーロは大きく２つ、ないしは３つのブロックに別れるのではないか？ということです。 時間を稼いでユーロをそのように導いていけば、独仏などの強いグループと南欧などの弱いグループに分かれ、 それぞれの中央銀行が金融政策を採りやすくなります。 ユーロの弱点は中央銀行がECBしかないので、独仏の発言権が強くなった政策が採られやすいこと。 このような見方はPIMCOなど米大手機関からも出されております。
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回答有難うございます。 今回の離脱騒ぎでまた元の緊縮財政派の政党の支持率が上がって ギリシャ国民も離脱なんて簡単にできないと思いなおしているようです。 それにしてもこれだけ離脱と騒ぎになるのも、今の段階では実際に可能かどうかより 選挙の結果を受けて今までの流れが変わり、もしかして離脱するのではという思惑が膨らみ そうなったあとの影響が計り知れないという恐怖が先に来て このような離脱騒ぎになっているということなのでしょうか。 ２択で白黒はっきりさせてそれで解決する問題ではないのですね。
- KappNets
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欧州側では緊縮財政を前提に経済的なギリシャ支援の計画を立てました。これは取引です。すでに今までにも相当のお金がギリシャにつぎ込まれています。ですから緊縮財政を受け入れない政府がギリシャに出来た場合には今後予定されているギリシャ支援のお金が動き出しません。そうなると或る期限が来るとギリシャ財政は破綻します (不渡りを出します)。そうするとギリシャは経済的に崩壊します。銀行が破産し、給与も年金も支払いが止まります。その後にやれることは政府が独自のお金を発行すること、つまりユーロからの脱退だけになると考えられます。
お礼
回答有難うございます。 支援ストップで経済が崩壊すれば自国通貨に戻るしかなくなるということでしょうか。 取引不履行という時点でユーロからすれば離脱ということになるのでしょうか。 もしくは何らかの法的措置か。 緊縮財政、あるいは離脱→自国通貨 どちらにしてもギリシャにはいばらの道ということですね。 緊縮財政だけを考えれば離脱したくなるのでしょうが 後のことを考えるとそう簡単なことではないと。
お礼
回答有難うございます。 リスクとしては離脱のほうが現時点では圧倒的に損害が大きいようですが ギリシャ国民にとっては緊縮財政は今日明日を考えた時、今まではユーロからの支援があっただけに 離脱よりも現実味があったのかもしれません。 ただ、ギリシャ以外の国にしてみれば支援ストップ、ギリシャのデフォルト、離脱のほうが 当然大きな損害となるわけですね。 まさかの選挙結果で そのあたりの認識の違いが、一層パニックを大きくしたのかもしれません。