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筋トレは、息が切れなければ効果がないでしょうか
筋トレは酸素負債を解消する為、息が切れなければならないでしょうか。
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そんなことないですよ、ウォーキングを毎日40分くらいしていましたが、息はきれなくとも半年後にはしっかり筋肉になりました。
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- ゆのじ(@u-jk49)
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筋中のクレアチンリン酸(+ATPでホスファゲン)は高強度運動により、5~30秒で半分以上減少するとされていますが、酸素負債、あるいは、運動後過剰酸素消費とは、安静時摂取量を超えてしまう運動後の過剰な酸素摂取量のこととされ、運動前の状態にまで身体を回復させるために、安静時より多いはずの酸素摂取を指すのでしょうから、これは、かなりの低負荷運動の後でも、必ず発生します。運動後、安静時の酸素摂取量に、即、戻るということはありません。心拍数も、直ぐには安静時の数値に戻りません。ハァハァ息が切れていなくても、静かに素早く安静時以上の酸素摂取が暫くの間、行われています。全く息が切れているように見えなくても、運動後には、酸素負債というものが行われています。 いずれにせよ、かなり高負荷なバーベルを持っての筋トレでは、一挙上ごとに大きな呼吸を繰り返します。場合によっては、「もう一発」と決意を固める時など、2呼吸を置いたりしますので、セット終了時に、余り呼吸が荒くなているということは無いのだと思います。
お礼
ミクロの生化学的過程と息使いのようなマクロな現象との対比でしょうか。大変為になるお話を伺いましてありがとうございました。
- ゆのじ(@u-jk49)
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酸素負債とか、運動後過剰酸素消費(EPOC)というものを語る時、最大酸素摂取量の75%という低強度の場合で15分間の運動とか、最大筋力パワーの80%という高負荷な力発揮の場面でも、普通は1分間の運動が想定されている。そして、このような高負荷を扱う折には、確かに、最大酸素摂取量の数値を大きく超えるだけの「酸素借」というものが発生する。でも、つまり、60秒の継続運動ということであれば、これは、明らかに有酸素性運動でのストーリーなんですね。 筋トレは無酸素性運動として、どんなに長くても、30秒以内で1セットが完結していきます。こういう有酸素性運動の手前の「解糖系代謝」までの運動を無酸素性運動と一般には言われているように思われます。解糖系以前の極く短時間(6秒間)を「ホスファゲン機構」と言います。ですから、厳密には、数発の挙上がホスファゲン機構での限界になります。
お礼
難しい内容のご教示ですが、備蓄されているクレアチンリン酸が消費されてしまうところで運動をやめれば酸素負債は生じないということでしょうか。
お礼
なるほど、そうですか。私もやってみます。どうもありがとうございます。