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警視庁が情報提供している「公然わいせつ」「声がけ」
警視庁が情報提供している「公然わいせつ」「声がけ」というのは、どのようなものですか? あまりにも多く、毎日毎日その辺で起こっている事件のようですが、いったい全体どんな事なんですか? 子供に声をかけることくらいあってもおかしくないと思うんですけど。 そんなに危険な声がけが毎日あるんでしょうか? 公然わいせつも、そんなに酷いものがあるんでしょうか? ロリコンが増えたとか?
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「公然わいせつ」は、簡単に言えば、痴漢や露出狂の類ですね。 公然わいせつについては、ロリコンが増えました、ということよりも、この手の犯罪は昔からそれほど数は変わっていないと思うものの、ネット社会の匿名性などを背景に、犯罪として通報・告発しやすくなった、ということだと思います。 以前であれば、通報する側もそれなりに事情聴取に対応しなければならず、たとえば、露出狂などに遭遇して「見せられ」はしたが、「触られた」という実害がなかった場合、事情聴取などのわずらわしさから、わざわざ通報しないケースも多かったと思います。 ですが、ネットを通じて、たとえばTwitterなどで告発することもできますし、同様の体験を見聞きする機会も増え、自分だけではなく他人と被害者意識を共有しやすい状況になっていると思います。また、電話だけではなくメールなどで警察に知らせることも可能となっているため、被害者側の通報への心理的負担が軽くなっているのではないでしょうか。 「声がけ」については、以下のような記事もありますね。 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20150316-00041188-r25 どこまではボーダーなのか、というのが非常に曖昧と言えます。 場合によっては、記事のように、ちょっと挨拶をした、道を尋ねた、というだけで犯罪かのように通報されることもあるのかもしれませんし、親切心が仇となる…のように、道に迷っている人に「大丈夫ですか?」などと声をかけただけで、『知らない、変な人に声をかけられた』と思われるのかもしれませんね。 ただ、警視庁が情報提供している理由は、犯罪を未然に防ぐ、という意味が大きいので、あいさつ程度の声がけが犯罪である、というわけではありません。 しかし、警察は『通報がなければ動けない』ため、一般にこのように情報提供をすると同時に、一般からの通報・情報提供を呼びかけているとも考えられます。 それが犯罪性のある行為であるかどうかはさておき、通報が増えれば、警察として一般人を『管理する大義名分』ができるわけです。 Twitterなど、安易にネットに接続し世間に向けて声を発信しやすくなることで、自由ではなく、かえって相互に監視し合う社会になろうとしていると思いますし、同時に治安の維持といった側面で、官公庁が人々をより一層つよく管理しようとしているように思います。 生きづらい世の中になったもんですね。
お礼
色々参考になりました。 ありがとうございました♪