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金属ダクト工事でビニル外装ケーブル使用不可?
電験3種と第2種電気工事士を今年受験するため勉強していますが、 金属ダクト工事に関する問題で、ビニル外装ケーブルを使用した例が 間違いとされていました。 OW以外は全て可能と思っていましたので、少し混乱しています。 金属管工事や合成樹脂管工事は、ケーブルは使用可と判断していますが、 ほかにもケーブル不可の低圧屋内配線工事があるでしょうか?
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各種工事に使用できる電線は、こちらの「電気設備の技術基準の解釈」第5章第2~3節に記載されています http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/law/files/dengikaishaku.pdf 金属ダクト工事に使用できる電線は、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)です これは合成樹脂管工事、金属管工事、金属可とう電線管工事、金属線ぴ工事 金属ダクト工事、フロアダクト工事、セルラダクト工事も同様です がいし引き工事は、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線及び引き込み用ビニル絶縁電線を除く)一部で裸電線使用可 屋外用ビニル絶縁電線は、絶縁物の被覆が薄いため使用できません 絶縁電線とは導体が絶縁体で覆われている電線でIV、HIV、OW、DVなど ビニル外装ケーブルとはVVF(Fケーブル、VAケーブル)、VVR(SVケーブル)のことです 関東電気保安協会、絶縁電線・ビニール外装ケーブル https://www.kdh.or.jp/safe/document/knowledge/cable01.html 金属管・合成樹脂管・金属ダクトなどにケーブルを収めることはさしつかえないですが この場合はケーブル工事として取り扱われ、金属管・合成樹脂管等は保護材料となります