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ほうれん草の生産について
ほうれん草の生産について ほうれん草の生産は千葉県が1位で 他埼玉や群馬も生産上位です。 http://todo-ran.com/ts/kiji/13542 スーパーでよくみかけるのは 群馬産と京都産ですが 京都はそこまで順位が高くありません。 なぜ、ほうれん草の生産は関東が上位なのですか?
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(1)ほうれん草は、暑さが苦手で、寒さが得意な野菜なので、栽培の基本は、秋に種まき&冬に収穫です。 しかし、冬に雪が頻繁に降るところでは、ほうれん草が雪に埋もれてしまい、育ちませんので、ほうれん草にとって一番よい環境は、「雪はほとんど降らないが、寒いところ」となります。 (2)さらに、日本の中で最もほうれん草を食べてくれるのは、東京を中心とした首都圏です。 大消費地に近いほうが、輸送コストが減り、価格競争力が高まりますから、(1)の条件と合わせると、「なるべく東京に近くて、雪はほとんど降らないが、寒いところ」が、ほうれん草の栽培に適しています。 この条件を満たすのが、千葉県、埼玉県、群馬県、茨城県などということなのです。 ※なお、岐阜県、岩手県、北海道などは、夏でも涼しい気候を生かして、種まきや収穫の時期をずらす戦略をとっています。 こうすることで、国内の収穫量が少ない夏の時期に、ほうれん草を出荷することができます。 国内全体での収穫量が少ないとき、価格は上がる傾向がありますから、こういった土地では、それほど量が獲れなくても、利益を出すことができるのです。 岐阜県は、首都圏に次ぐ大消費地である関西圏に近いという地の利もあり、関西圏では、夏場のほうれん草のかなりの部分が岐阜県産です。 参考URLの統計はやや古いですが、解説は参考になると思いましたので、載せておきます。
お礼
なるほど 気候が関係してるのですね。 あと首都圏で多く食べられてるとは驚きです! ありがとうございます。