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漢字の部首
少林寺拳法の「拳」という字のかんむりの部分に 何か名称はありますか? 調べても「てへん」としか出なくて、捉などのてへんを調べると 「拳」は出ません。 また、選挙の「挙」という字もてへんと出るのですが 同じ扱いでしょうか?
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漢字はいくつかのパーツに分けることができる(ことがとても多い)。その分けたパーツのうち、その漢字の主な意味を表す部分を「部首」と呼んでいます。 部首以外のパーツは、発音を表すことが多いのです。で、発音を表す部分には、ふつう名前はついていません。 おたずねの「拳」であれば、「拳」は握った手のことなので、「手」が部首。その上の冠っぽいパーツは「ケン」という発音を表すパーツなので、部首ではなく、名前がない、ということなのです。ほら、「券」とか「巻」とかあるでしょ。(昔の中国では同じ発音だったにちがいないです。) で、その部首が、漢字の左半分にあるとき「へん」という名前になります。下半分のときは「あし」です。 「拳」や「挙」の部首「手」は、下半分にあるので、あえて言うなら「手あし」ですが、そんな部首名はありませんから、単に「て」と呼ぶほかないのです。漢字の辞典では「てへん」と「手」は同じページに並んでいますから、いっしょくたにされて「てへん」の部、と表示されてしまったのでしょう。
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- toypu2008
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【拳】→ 会意兼形声。上の部分は巻くの上の部分と同じで「両手+釆(ちらばる)」からなり、手を丸めて散ったものを、握り集めることを示しています。『拳』という字はそれを音符として手を加えた字で、手を丸く握りしめること。 【挙】→ 会意兼形声。擧(旧字)の中の【与】はかみあったさまを示す指事文字。與は「両手+両手+音符【与】」からなり、手を同時にそろえ、力をあわせて動かすこと。擧は「手+音符【與】」で手をそろえて同時に持ち上げること。
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ご回答有難うございます。 お礼が遅くなり申し訳ございません。 采でちらばる、大変勉強になりました。
- TooManyBugs
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かんむりではなく「つくり」で名称はありません。 部首は「てへん」ではなく「て」です、手の部分が部首です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 自分で調べてみた結果でも「て、てへん」と出たのですが、 やはり「て」しか無いようですね。 ありがとうございます。
お礼
とても丁寧なご回答を有難うございました。 また、お礼が遅くなり申し訳ございません。 大変よくわかりました。