3番の方がおっしゃっているように、個々の歴史事項どうしのつながりを意識することで、年代の暗記はだいぶ楽になることが多いです。個々の年代暗記をなさる前に、その「つながり」を意識することが大切です。
ここに、”ある一つの出来事”が起こったとします。この出来事が起こるには(偶発的なものを除いて)必ず『原因』があります。そして同時に、起こったことに対するなにかしらの反応・対応・『影響』が生まれ、また新たな”ある一つの出来事”が生まれます。
歴史は範囲が広いです。
やみくもに年号を覚えるよりは、”ある一つの出来事”を起点として、「その後どうなったの?どうしてそうしたの?」「さらにその後は?どうしてそうなったの?」「その後は?・・・・」と定点観測的に追跡調査をしていき、その作業中or最後(初めの事件の影響・余波がいったん収束したところ。まぁキリのよいところ)にそのひとつひとつの事項に「年号」をポン、ポンとつけていくと、理解がともなって忘れにくいでしょう。
このことは、部屋の中にある物がどこにあるのか把握するにはどうしたらよいか、ということと同じです。雑然とバラバラに物を置くのではなく、一つの固定された引き出し(定点観測的な理解)をいくつか用意して、さらにその一つの引き出しの内部を仕切る板、またはその板に何が入ってあるのかが書いてある”ラベル”(年号)を貼り付けるのです。
以上は基本的スタンスです。
年号がうまく憶えられないということですが、
歴史科目に十分な時間を割くことができるのならば、以上の作業を煮詰めてゆけばしぜんと憶えられるかもしれませんが、日本史・世界史を同時にやらなくてはならないということなので、こんがらがってしまわないためにも、
やはり単純暗記よりも「語呂合わせ」をおすすめします。
ただし、年号暗記の”年号”のみにあまりに傾倒なさるのは危険です。公務員試験にどの程度年号の問題がでるのかはわかりませんが、一般に、年号を直接的に問う問題よりは、個々の”内容”を問う問題のほうが多いからです。年号はあくまでも”ラベル”です。
世界史だけですが、以下のサイトの量には驚かされます。世界史はコレだけ憶えていれば多すぎるくらいだと思います。
がんばってください!