海外文学の名作について
小説好きの人が海外文学は名作が多いというのをよく目にします。
質問なのですが、海外文学は英語を日本語に翻訳したものを読んだとしても、名作としての価値を落とさず素晴らしさを認識できるものなのでしょうか。
というのも、小説では、小さなニュアンスの違いでも
たとえば、今まで下らないと思って読んでいた小説を、作者がこういう意図があって書かれているんだよと知った後に読んだら感動したという経験もあります。
まして、名作と言われる作品は、無駄な文章や表現がない。あったとしても計算された形になっていると想像します。
たとえば、クラシックは詳しくありませんが、全く同じ楽譜を見て演奏しても、世界的に有名なピアニストが引いた曲と地域のコンクールの優勝者が演奏したのでは感動が違うと思います。
翻訳者の方も、文学力は優れていると思いますが、何十年、何百年といった時間を超えて語り継がれる文豪の表現したいことをフルに伝えて翻訳出来ているのでしょうか。
気になったのですが、海外文学の素晴らしさを分かる人というのは原文で読んで、
名作と呼ばれる作品は、文章構成が素晴らしいのでしょうか?
内容が素晴らしいのでしょうか?
それとも、一文一文の小さなニュアンスが素晴らしく、全体として素晴らしいものになっているのでしょうか?
私に名作を理解出来るだけの読解力、感性がないだけなのか、原文で読んでいないからなのか気になり質問させていただきました。
海外文学は数冊しか読んでいませんが、個人的には日本文学の方が感性に合います。
お礼
回答有難う御座います。