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あいうえお
子供の知育の表を見てて(と言っても別に子供の為の質問ではありません)。 や行わ行が歯抜けになるのはいかなる説明ができますか?。 子音の種類は絶対性がありますか。或いは本当は無限に存在するのを色の様に区別してるだけですか?。 子音の順序に意味がありますか?。濁点、例えば「は」と「ば」には本当に類似性があるのですか?。それとも錯覚ですか?。アルファベットではHとBを特に類似視しないですよね。
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お礼を受けて。 〉なぜ「ば」が「は」の濁音といえるのか。アルファベットでは「H」と「B」はグループという概念がないですよね。 ハとファが似てるのはなんとなくわかりますね。 ファとパが似てるのは、なんとなくわかりますか? グループを広めに取れば、HとP/Bは同じグループです。F/Vも含めて、ですが。 〉また、なぜカ行やタ行が5つ揃ってるのにヤ行は歯抜けなのか。JがIの変形なら逆になぜ「や」だけ生きのこるのか?。 や行い段の音を実際に発音してみてください。 仮名に支配されている脳で発音するのは難しいかもしれませんが、Yiの音とIの音は区別するのは難しいくらいそっくりです。 つまり、普通は区別する必要がないから淘汰されたんです。 日本語においては、Yeの音とEの音もひとつになったんです。 母音はあを中心に、いとえのグループと、うとおのグループに分けられます。 口を横に開く方向と、口をすぼめる方向ですね。 I(=J)子音と母音のIやEがくっつくこと、U(=W)子音と母音のUやOがくっつくことは、それぞれ子音なしの音と似ます。 YuとYo、WiとWeは、まだ子音と母音の種類が違うので、母音のみとは区別しやすいのでしょう。 〉また子音の種類は絶対的なメンバーと言えるのか。 子音の種類のグループ分けは、ある程度あります。 それは、楽器が打楽器、管楽器、弦楽器など分けられるのと同じくらいの分け方です。 恣意的な部分もあり、絶対かと言われるとちょっと迷います。 〉お答えの中でタ行の子音が同一でないとの説明がありましたがなぜですか?。他の子音とどこが違うのかわからないです。 無理にカタカナで表現すれば、 たの子音は、タ・ティ・トゥ・テ・ト ちの子音は、チャ・チ・チュ・チェ・チョ つの子音は、ツァ・ツィ・ツ・ツェ・ツォ です。 さの子音は、サスィスセソです。 しの子音は、シャシシュシェショですね。 ひの子音は、ヒャヒヒュヒェヒョ ふの子音は、ファフィフフェフォ です。 声に出してみてください。 それらが、なぜか、と問われれば、理由はないと思います。 それは、なぜ桃を桃と呼ぶのか、みたいな話に落ちてしまいます。
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- SPS700
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1。や行わ行が歯抜けになるのはいかなる説明ができますか?。 前の半母音と前母音はくっつきません(yi,ye) 後ろの半母音と後母音ともくっつきません(wu)ので、/yi/、/ye/、/wu/は、はじめからありません。方言にはあるのもあります。 一時は「エ」に/e/、/ye/、/we/の三種、「オ」に、/o/と/wo/の区別があった時もあります。 2。子音の種類は絶対性がありますか。或いは本当は無限に存在するのを色の様に区別してるだけですか? これご質問の趣旨がよく分かりませんので見当違いのお答えになっているかも知れませんが、言葉によって使わない子音はあります。 3。子音の順序に意味がありますか?。 もともとはくちむろの後ろから前へ k > t > p、それぞれ口腔音、鼻音の順(k > g > ŋ > t > d > n > p > b > m)、その後流音(l/r)、半母音(y、w)という悉曇学の順です。 4。濁点、例えば「は」と「ば」には本当に類似性があるのですか? 「は」は、p > f > h という日本語での歴史的変化の産物です。 5。それとも錯覚ですか? いいえ、インドから表を借りた後日本での音変化の結果です。 6。アルファベットではHとBを特に類似視しないですよね。 はい、おっしゃる通りです。 7。下記等をご覧下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%9F%B3 http://okwave.jp/qa/q7194674.html
お礼
ありがとうございます。よくわかりました。 サンスクリットの法則に従ってるのですね。
- DJ-Potato
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子音にも種類があって、そういう学問もあります。 あ行に子音がないのは良いですね。 濁音については、か行とが行、さ行とざ行などは、清音と濁音の関係です。 は行とば行とぱ行については、ぱ行とば行が清音と濁音の関係で、は行は音としては別です。 言語の歴史の中で、は行が連濁(橋 はし→日本橋 にほんばし)を起こすとば行になるので、濁音と半濁音って名前になりましたが。 なので、連濁のルールではば行はは行の濁音ですが、音声学的には違う、ということですね。 あと、や行わ行ですね。 や行の子音は、英語やヘボン式ローマ字ではYで書かれますが、IPAの音声記号や他のヨーロッパ言語ではJの字が充てられます。 Jは母音字Iの変形で、子音用のI、というのが起源です。 や行い段は、子音がIで母音がI、ってそれはただのIと同じでしょ、ということで、や行い段はあ行い段と同じになります。 や行え段は、日本語においては出現頻度がほとんどなく、活用の中で出現してもあ行え段に取り込まれた、ということですね。 わ行の子音はWです。ダブリュー、Uがダブルというくらで、子音用のUということです。 わ行う段は、子音がUで母音がU、ってそれはただのUと同じで、あ行う段に取り込まれた、ということですね。 わ行い段とわ行え段は、ゐとゑという字がありましたが、実際には発音上あ行と同じになっていったので、現代仮名遣いの時に削除されました。 わ行お段のをも、標準語ではあ行お段と同じ音です。方言の一部でおとをを区別する事はあっても、現代仮名遣いでは助詞のをを除いてあ行お段に統一されました。 おそらく、昔はゐとい、ゑとえ、をとお、それぞれ違う発音だったんでしょうね。 さらに言えば、 さすせその子音と、しの子音は違います。 たてとの子音と、ちの子音と、つの子音は違います。 はへほの子音と、ひの子音と、ふの子音は違います。 面白いですよ。
お礼
ありがとうございます。それらの理由が知りたいところです。 なぜ「ば」が「は」の濁音といえるのか。アルファベットでは「H」と「B」はグループという概念がないですよね。 また、なぜカ行やタ行が5つ揃ってるのにヤ行は歯抜けなのか。JがIの変形なら逆になぜ「や」だけ生きのこるのか?。 また子音の種類は絶対的なメンバーと言えるのか。 あたりです。 お答えの中でタ行の子音が同一でないとの説明がありましたがなぜですか?。他の子音とどこが違うのかわからないです。
お礼
ありがとうございます。よくわかりました。 アジアの方が濁音を使えない事があります。また下町の方が「ひ」を「し」と言ったりします。和歌山の方は「ぜ」を「で」と言ったりします。区別出来る側では気づかないのですが彼らには「似てる」事に気付いている(というか区別出来ないくらい似てると感じてる) HとBは日本人には似てると思えるが、アルファベットを使うくにでは似てると認識出来ないのかも知れません。 いとえ、うとお が同じグループなのですね。 子音の種類の絶対の質問。正にタ行が一列ではない事が答えになってるではないですか。 た行は T C Z の子音があり、 は行は H F の子音がある。 それをなぜか日本語はまぜている。