ごめん。もう一言。
解答欄の御礼を見ていたら皆に返事してるよね。
しかも、ありがとうございます、一言じゃなくて。
返事ない人多いんだー。
そこから比べるとあなたは心が辛くても律儀に
ルールを守ろうとする誠実な人、ということになる。
とすると、そんな真面目な人がたった3日で
辞めようとするのは緊急避難的な要素が強いと
いうことになる。
三日で辞める言い訳であるとしても、指導担当の
先輩の立場を考える辺りや、職場に向かう車の
運転が心身症のような状態だと言うところから、
体調壊した二年前の状況も精神的なストレスが
原因の心身症的なものだったのかい?
うーん、それなら前回の回答はただの一般論で
まずは一言、というつもりだったんだけど、そういう
ことなら別な付則を付けさせてもらったほうが
いいかもね。
時計を逆回しにするね。
単なる推測だから違ってる所はあるはずだから、
当てはまるところがあったら、そこまで遡る参考に
して、自分の心を逆回しして原因を探って見よう。
1.真面目な人は人の期待にこたえようとする。
2.真面目な人とは性格的に二通りある。
A.合理性を求める自信の強いタイプ
B.社会の一員として一人前でと思い込む劣等感の強いタイプ
に、分けられる。あなたはBタイプだと思う。
3.Bタイプは自分の良い所ではなくて欠点をことさら
意識し、その欠点が周囲に迷惑を及ぼす不安に
いつもさいなまれている。
4.Bタイプは自分は劣っているのだから必死で努力
しなければならないと常に思い込む癖がこびりついてる。
5.そのため常に一人前の他人が劣っている自分を
評価して「くれている」と思い込むことが感謝を忘れずに
自分を向上させる善の道だと信じ込んでいる。
6.自分を卑下していることに気づかなくなり、無理して
自分の心に頑張れと言い聞かせることがポジティブだと
完全に勘違いしてしまう。
7反作用で、他人に対しては悪い所を批判する気持ちを
自分にそんな資格はない、その位の人間性の弱点は
誰にでもある、と知らず知らずに他人の欠点の擁護を
する気持ちが出るようになってしまう。
8.実は、それは劣っている自分を評価して向上させて
くれる、と思い込んでいる他人を貶すようなことを
考えると自分が攻撃を受けて立ち直れないダメージを
負う恐怖感を一人で潜在的に想像してしまってること
から出ている一人芝居なのだが、本人は習慣になって
しまっていて、自分の心の動きを観測できなくなって
いる。
9.一人芝居をするには、もう一人の自分が必要。
この場合、自分はダメな人間なんだと傷ついてる
自分と、だから頑張らなくちゃダメだろう!とけしかける
もう一人の自分、ということ。
10.誰を見ても、誰の回答を読んでも、そのもう一人の
自分が「ほら、皆もそう言ってる。弱音を吐くなよ、
必死で頑張れよ」とけしかけるので、結局他人を
冷静に客観的に見ることが出来なくなってしまう。
必ず<もう一人の自分>がでしゃばって騒ぐから。
11.すると、傷ついてる主人公の自分は、厳しく正しい
<もう一人の自分>という仮面を他人の誰にでも
被せて観ているような状態になる。
これはまるで、裁判官と批判者と証人が集まる
裁判所に引き出される被告人のような気持ちになる。
12.自分は批判され、責められるような人間で、誰もが
自分の欠点や周囲に掛けた迷惑を暴き、責めるだろう。
自分はそれを受け入れなければならないのだ、と
思い込み、それが強いストレス源になる。
13.他人に全て、この仮面を被せるようになってくると、
それはつまり心を許せる人がいなくなるのと同じで、
どこからも援軍も応援も無い孤独な状況にいつも
置かれて責め続けられている状況になる。
そりゃ、苦しいに決まってる。
14.でも、生まれたときから<もう一人の自分>が
いたわけではないので、必ずそいつが生まれて
現在のように自分を支配するまで強くなるに至った
最初のきっかけと成長プロセスがある。
15.それは多分、誰かにほめてもらおうとしたことが
逆に受け取られて傷ついたこととか。
みんなに喜んでもらって仲良くしようとしたのに
なにやってるんだ! と迷惑がられたり、お前は
バカだとかブスだとかと、劣ってる人間だと
いきなり烙印を押されたり。
何かしら、心に冷や水をぶっかけられたショックが
ある。そんな人が多い。余りに深い記憶で思い出せなく
なってることも多いけど。
16.その冷たく怖いショックが忘れられずに、以前の
ように素直にまっすぐ気持ちを伝えようとすることが
出来なくなり、また失敗したら、またあんなことを
言われたら、と嫌な気持ちを思い出すようになって
しまう。
17.引っ込み思案になり、モジモジしたりすることが
増え、こんなんじゃダメだ、明るく前向きに行かなきゃ
と恐怖感を押さえつけて明るくしようとしたが、恐怖を
押さえ込んで力んだので、不必要に目立つ変な言動に
なり、その違和感から他人が引き、それ以降そういう
変な人、イタい奴、と思われるようになった。
<もう一人の自分>は、この「頑張ろう」と自分に
言い聞かせた時に生まれた子供時代の自分。
18.実際は、他人なんて無数に居るのだから、誰かに
イタい奴と思われても、そんなこと知らない人の方が
ずっと多いし、イタいと思わずに「無理するなよ」と
言ってくれる人だっているのだが、二度三度と嫌な
思いをした自分は、もうこれ以上辛い気持ちになるのは
嫌だ、と前向きに頑張ろうという姿勢を失っていく。
19.その過程で辛い気持ちを抱えた主人公の自分は
暗い顔を心に宿していき、様々な人生経験を積むに
従い、ああ、またダメだ、ああ、やっぱりダメだ、と
自分がダメだという確認作業ばかり習慣的にする
ようになってしまう。
20.<もう一人の自分>はその度に自分を励まし
頑張れ頑張れと言うが、大人になるに従って、
欠点を直そう、とか他人の意見を真剣に受け入れ
よう、などと分別臭いことを言うようになってくる。
21.あなたと分離した時代のままの姿で、<もう一人の
自分>は一生懸命に自分を導こうとするが、
何十年も頑張ってきて、もう疲れてしまい、頑張ろうと
すると冷や汗が出たり手足が震えたりするように
ストレス反応が出るようになってしまった。
22.ついにもっと酷い状態になる危険を察知したので
危ない、直ぐに辞めた方がいい、と思った。
・・・・あくまで推論ですから、何か思い当たれば、と
いう程度に読んでくだされ。
どうやって直すか、と言えば、肩こりや脚が攣った
時の対処法と同じで、ガチガチに自縄自縛に陥った
心の筋肉から、力みを抜き、心の血行を良くする為に
マッサージをする、ということですね。
具体的には、心をガチガチにしているのは他人では
なくて、自分なのだと頭ではなくて気持ちで理解できる
まで、よく考えること。
後、他人の顔から<もう一人の自分>の仮面を
外す。 「自分を批判する裁判所の人」ではなく、
「自分に関係の無いただの他人」ということを
心が判るまで言い聞かせることですね。
袖触れ合うも他生の縁と言うけれど、制服(あるか知らんが)
の、袖触れ合うも多少の縁、という程度なんですよ、他人なんて。
そうやって自分を卑下する習慣を崩し、他人をちゃんとした
一人前の偉い人たち、ではなくて自分と同じ普通の人、と
当たり前のことを当たり前に認識できるように訓練です。
誰だって欠点や劣等感は持ってます。
仕事で失敗だってする。
あなたが手足を失った重い障害者でも、社会に対して
出来ることは山ほどある。
自分に出来ること、出来たこと、小さなことから、長年生きて
集積された知識や経験が皆無と言うことはありません。
はい、ごめんなさいねと穏やかに可愛く微笑んで、
愛されるおばあちゃんているじゃないですか。
おばあちゃんと言うにはまだまだ若い歳だけど、あの
気持ちになって見てくだされ。
おばあちゃんだから、おんぶに抱っこでごめんなさいね。
お茶入れましたよ、皆さんお疲れ様ですよ、とノホホンと
しててもいいんですよ。
今までの悪循環を繰り返すから判りきった悪いことばかり
繰り返し起きる。
一生懸命に、ではなくて、真面目に、でもなくて、
エンジンの回転数を落として、乗りこなそうとブレーキと
アクセルを踏んだり離したりを繰り返さず、急ハンドルを
やらず、ペースを落とすと自然に頭に入ってきます。
焦ってスピードを出しすぎなんですよ。
雪道じゃスピンして飛んじゃう。
ゆっくりで良いので、確実にタイヤがグリップを
取り戻すまでアクセルダウンし、人生のブレーキも
踏まない。
自分でちゃんとやろうとせずに、先輩のお手伝いで
出来ることから出来ればいいや、その分先輩をねぎらい、
誰もやりたがらない小さなこと面倒なこと汚いことを
ちょこまかやっていれば、このタイプの人は習慣化
しやすいので、周囲から「あの人はおっちょこちょい
だけど、いると和むんだよなあ」と思ってもらえるよん。
年齢的に成熟していて能力がなければと思い込む
気持ち判るけど、マダマダでいいんですよ。
そんなふうに自分を若いと思ってね。
お礼
涙がこみ上げてきました。 みすかされて・・・ ありがとうございました。