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利回りとプレミアム、債券と株式

利回りとプレミアムは同じ意味なのでしょう? 債券の期間プレミアムを知りたいのですが、データが見つからず、利回りをそのまま期間プレミアムとしてよろしいのでしょうか? 株式に関しても同様に、リスクプレミアム=利回りの解釈でよろしいのでしょうか? 回答宜しくお願い致します。

みんなの回答

noname#206834
noname#206834
回答No.4

プレミアムというのは「上乗せ分」だと思います。 米国債金利が基準ならジャンク債はリスクが高いので米国債金利に対してジャンク債の金利の超過分が リスクプレミアムといえるかと思います。 細かい語義までは調べてませんが。 期間プレミアムというのは 期限が1年の債券と30年の債券では償還までの流動性が異なるため より長期である物の金利がより高くなるのが通常だと思います。 そのため、期間プレミアムとはたとえば30年債利回り-1年債利回りの金利差のことを言うと思います。 もちろん期間は様々です。 利回りそのものではなくその差だということです。

  • answer119
  • ベストアンサー率64% (31/48)
回答No.3

プレミアムという言葉は、使われる状況で意味が異なることがありますが、一般的には上乗せという意味で使われる場合が多いと思います。 金融商品は、リスク(リターンのブレ具合)が高い分だけ、高いリターンが要求されますが、リスクに応じて上乗せされるリターンの上乗せ分がリスクプレミアムです。 株式の場合は、国債などのリスクフリーレートに、その株式のリスクに応じたリターンを上乗せしたものがその株式の要求リターンになります。 すなわち株式の要求リターンは、リスクフリーレート+その株式のリスクプレミアム となります。 このリスクプレミアムは、より具体的には、マーケットが持つリスクプレミアムと、マーケットとその株式の共分散(β)との積となります。 他にオプションの場合は、オプションの価格自体をプレミアムと呼びます。 また、債券では、額面より高い価格で発行する場合、プレミアム(打歩)発行と呼びます。 債券は、残期間以外の条件が同じであれば、一般的に残期間の長い方が利回りは高くなります。 イールドカーブは右上がりとなることが多いということです(これが順イールド)。 期間プレミアムとは、順イールドの場合の期間に応じた利回りの上乗せ分ということです。 こちらで期間以外が同じ条件の債券を探して、利回りを比べてみてはいかがですか。 http://market.jsda.or.jp/html/saiken/kehai/downloadInput.php 債券の場合、発行体のデフォルトになる度合いに応じて利回りが高くなるわけで、それも一種のリスクプレミアムと呼べると思います。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.2

 1番回答者です。「リスクプレミアム」の典型例を思い出したので、補足させてもらいます。  その昔、日本にバブル経済と呼ばれる超好景気の時代がありました。  旧大蔵省のバカな銀行局長が「総量規制」というのを金融機関に命令してその好景気を破壊し、日本の銀行をいくつも倒産の危機に追い込みました。  (バブルが弾けたと言いますが、間違い。弾けたのではありません、ぶちこわしたのです。いま社員に給料が支払われず内部留保が史上最大になっているそうですが、それもあの局長がバブルと一緒に土地神話も破壊したせいです)。  無駄話はさておき、  でも銀行に、実際に倒産されては困るので、銀行局が中心になって庶民から集めた「税金」を銀行に注ぎ込んで「救済」という名の「失敗の尻ぬぐい」をしたのですが、以来、日本の銀行は「倒産しそうな銀行」と見られ続けました。  その結果、日本の銀行は欧米の銀行から「危険な銀行」と思われ、日本の銀行が「ちょっと資金を融通してくれ」というと、ほかの銀行間での融通金利よりも(コンマ数パーセントくらいの)「上乗せ金利」を要求されました。  この「上乗せ金利」を当時、「ジャパン・プレミアム」と呼んでいました。(今も上乗せされている?)  ということで、日本の銀行が払っていた金利全部をリスクプレミアムというのではなくて、正常な分との「差」がリスクプレミアムです。  ただ、単に「利回り」という場合は、そのプレミアム分も含めて計算します。

albart1
質問者

補足

迅速な回答ありがとうございます。 正常な分 + リスクプレミアム = 金利 という解釈だったのですね。とても分かり易く教えて頂き助かりました。 因みにこの「正常な分」というのは、リスクプレミアムが(ほぼ)無い国債の金利と考えればよろしいのでしょうか? 期間プレミアムについてですが、この用語が出てきたのが、株式と債券の長期期待リターンをビルディング・ブロック方式で求めようとした際に、 債券のリターン = 現金 + 期間プレミアム と書かれていたので、ちょっと気になりました。 (株式の場合)株式のリターン = 債券 + リスクプレミアム となっているのですが、期間プレミアムとリスクプレミアムは同義と捉えてよろしいのでしょうか? 何度もすみません。もしご覧になっていましたら、分かる範囲内でご回答頂ければ幸いです。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 株式では本来の意味の逆に使っているんだったかなぁと不安になったので、カタカナ語辞典で確認したのですが、プレミアムとは、割増金、手数料、「株式の時価の額面"超過"額」と書かれています。  で、私の理解で正しいのだと思って回答するわけですが、「利回りとプレミアムは別」ですね。  もちろん、最終的には「利回り」になるわけですが、意味としては違います。  「期間プレミアム」というのは残念ながら聞いたことがありませんし、数種の辞典類にも載っていませんでした。  思いますに、一定期間、期間を限って上乗せされるプレミアムのことではないでしょうか。その期間内では、プレミアム分利回りは下がるでしょうね。  リスクプレミアムとは、「リスクに対応した分の収益率」のことですね。  リスクがナイ安全なもの(国債など)に比べて債券や株にリスクが大きければ、その分、そのリスクの大きさに対応して収益率(利率、配当など)も大きくないと売れませんよね。  このリスクの大きさに対応して上乗せした分の収益率(つまり差率)がリスクプレミアムです。  国債の利率が1%で、倒産するかもと思われているA社の社債の利率が5%なら、4%がリスクプレミアムということになります。

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